エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1541
2025.05.26 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
製品名に「RGB」があるモデルには、左側面のPSUシュラウド側面には「ARGB Gen 2 Light Bar」が装備されている。これはアドレサブルRGB Gen 2に対応するLEDシルミネーションバーで、間接照明のごとく側面から光で本体を彩る仕掛け。フロントパネル内蔵のイルミネーションと同期しているため、一体感のある魅せるPCが構築できる。なお出荷時より配線は完了しているため、ケーブルの処理や接続の煩わしさはない。
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| ARGB Gen 2 Light Barは、左右各1本のネジと合計5箇所のフックでPSUシュラウド側に固定。長さは実測で約540mmだった |
Meshify 3シリーズ共通で製品名に「Ambience Pro RGB」が付くモデルには、マザーボードトレイ背面のCPUクーラーメンテナンスホール左手エリアに「Adjust Pro Hub」が標準装備されている。
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| 「Adjust Pro Hub」(製品情報Fractal Design) |
幅90mm、奥行き53mm、高さ17mmのユニットには、既にレガシースプリッタケーブル2本とUSBケーブル、PWMファンコネクタケーブルが接続されており、ここに電源供給用のSATAコネクタを接続。基本的なセットアップはこれでオシマイだ。
単に冷却ファンへの電源供給(または制御)やアドレサブルRGB LEDの一括調整等では、よくあるハブと変わらない。新設されたAdjust Pro Hubは、バックグラウンドソフトウェアを必要とせず、設定ツールが用意されたWebサイトにアクセスするだけで、冷却ファンの回転数をはじめ、アドレサブルRGB LEDの各種設定およびカスタマイズ(プリセット、アニメーションモード、起動エフェクト)ができるようになる。
Webブラウザベースの直感的な操作により、より精密な設定が可能。Windows 11のダイナミックライティングにも対応しており、設定内容は本体内蔵メモリに保存される。そのため、Webサイトへのアクセスは設定を変更する時のみで済む。
このように「Ambience Pro RGB」モデルが、他のモデルと比べてやや高めの価格に設定されている理由も理解できるだろう。ちなみレガシースプリッタケーブルが接続できるコネクタは合計4口。出荷時で2口が使用済みで、残り2口は将来的な拡張用として利用できる。
拡張性の高さは搭載できる構成パーツの量と比例して、内部を行き交うケーブルの本数は増えていく。これを効率的かつ最適化してくれるのが、ケーブルマネジメント機構だ。
マザーボードトレイ背面のいわゆる裏配線スペースは公称で37.5mm。Meshify 3シリーズは背面コネクタマザーボードには非対応ながら、広くスペースが割かれている。ここも大型ボディの恩恵だろう。
詳しく見て行くと、マザーボード縦列に設けられたスルーホールはいずれも幅は約50mmで、高さは上部が約105mm、下部が約70mmだった。なお広い開口部のうち、Cable Coverの一部が若干覆い被さる格好になるが、実用面では影響はなさそうだ。
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| Cable Coverで覆われたメインのスルーホール。Adjust Pro Hubもこの付近にFractalのロゴ入り面ファスナーで固定されている |
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| 上下をつまむ事で固定や解除ができる「ケーブルアライナー」。合計で3個が標準装備されていた | |
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| PSUシュラウド天板付け根のスルーホールは幅約20mm、長さ約180mm | 主にATX補助電源ケーブルやファンケーブルを通す上部のスルーホールは幅約215mm、高さ約20mm |
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| ATX補助電源ケーブル等を後方に沿って配線できる小型面ファスナーも装備 |
組み込みセッションを目前に、Meshify 3 XLの付属品をご紹介しよう。組み込み必要なパーツ類は、専用の茶箱(幅約115mm、縦約102mm、厚さ約25mm)の中に全てが収められている。
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製品名が印字されたアクセサリBOX。「Meshify 3」シリーズ共通ではなく、個別に用意されるらしい(?) |
個別に見て行くと、ネジ類はスタンドオフ(Motherboard Standoff)を含めて合計5種類。うち1つは3.5インチHDD用(3.5″ Drive Screw)で、よく見かける形状ながら、モデル特有の付属品に該当するだろう。その他は自作PCにはお馴染みのもので、万一の紛失時でも容易に代替えを用意することができるはずだ。
なおマニュアルはFractalの定評ある冊子型「図説入り詳細マニュアル」が付属しており、全61ページ構成。目次を見ると「Introduction」「Builder’s Guide」「O\Optional Steps」「Additional Info」「Support and Service」の5つのカテゴリに分類されていることがわかる。
多くの大手PCパーツメーカーがペーパーレス化を進め、オンラインマニュアルに移行している昨今において、Fractalが今もなお冊子型マニュアルを提供しているのは、根強いニーズに応える姿勢の表れと言えるだろう。たとえ最後の1社になったとしても、この冊子型マニュアルはぜひ残してほしい。そう思わせるほど、内容は充実している。
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| 多言語マニュアル(日本語あり) | Mounting Screw(6-32) x12 |
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| Hard Drive Damper x8 | 3.5″ Drive Screw x8 |
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| Power Supply Screw x4 | Cable Tie x5 |
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| Mounting Screw(M3) x20 | Motherboard Standoff x4 |
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| Legacy Splitter Cable x1 |
