エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1541
2025.05.26 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
ここからは評価機となる「Meshify 3 XL Ambience Pro RGB Black TG Light Tint」(以下:Meshify 3 XL)の内部構造をくまなくチェックしていく。
作業開始に向け、両サイドパネルを開放状態とし、必要に応じてフロントパネルやトップパネルなど、外せるものは躊躇なく外していく。あらゆる角度から見て行くことで、Meshify 3 XLの全貌がより明確になってくるだろう。
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| 裏配線スペースやストレージ収納エリア、電源ユニット搭載エリアなどが中心となる右側面 |
開放状態の左側面から、マザーボードトレイの様子をチェックする。Meshify 3 XLの対応マザーボードはE-ATX(幅330mm)、SSI-EEB、SSI-CEB、EE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITXと幅広い。トレイ面に注目すると、出荷時より合計9本のスタンドオフが装着されている。そのうち、中段/2列目はピンタイプで、マザーボード搭載時の位置決め用の役割を果たす。
なおマザーボードトレイ右手の縦列にはスチール製のケーブルカバーが装着されている。ATX規格マザーボードでは24pin電源コネクタやUSB 3.2 Gen 2 Type-Cコネクタ、USB 3.0コネクタ等がレイアウトされているため、ケーブルの露出を最小限に接続する事ができる。ただし、ATX規格以上のサーバー系マザーボードを搭載する場合、ケーブルカバーは取り外さなければならない。
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中央のスタンドオフは段差付きのピンタイプ。ネジ留めをしないのはFractalスタイルのひとつ |
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スチール製のケーブルカバーは、マザーボードトレイ背面から上下各1本のハンドスクリューで固定。大型マザーボード搭載時や、組み込み配線作業が終わるまでは取り外しておこう |
本体下部にはPSUシュラウド(ボトムカバー)が装着されている。この内部は電源ユニットのマウントエリアで、内部高の実測約95mmは標準的な数値。ATX規格電源ユニットを収めるには十分だ。
また天板はスリットタイプの通気孔仕様だが、冷却ファンの増設は想定されていない。とは言え単なる飾りではなく、電源ユニットの熱ごもりを防ぐといった効果も多少期待できるかもしれない。ここまではごく一般的なPSUシュラウドで解説はオシマイだが、Meshify 3 XLには前方に「Air Guide」を装備している。
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| PSUシュラウドの前方に装着されている「Air Guide」 |
プラスチック製でなだらかな傾斜が付けられたAir Guideは、パーツ名称が表す通り、フロントから吸気された風のエアフロー方向を最適化する言わば整流板のようなもの。これの有無による冷却性能はハッキリしないが、筐体内部のスムーズな吸排気の流れを作ろうという意図は十分理解できる。
Air Guideは左側面の前方付け根部分に1本のハンドスクリューで固定。簡単に取り外す事ができる。なおここを開放状態にできる”別のメリット”については、後ほどご紹介しよう。
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| Air Guideを取り外した状態のPSUシュラウド前方エリアの様子 |
