エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1541
2025.05.26 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
奥行きが575mmのロングタイプとあって、トップパネルも奥に長い。素材はプラスチックで、外装を覆う目の細かいメッシュ地は金属製を採用。ダストフィルターは装備されていない。またパネル表面は”あみだくじ”のようなスリットデザインで、通気性を確保。パネル自体の軽量化にも貢献している。
なおシャーシへの固定はツールフリー仕様で、後方には「North」シリーズで採用されているものと同等のファブリックタブを装備。これをつまんで後方へ引き抜けば、長いトップパネルが簡単に取り外すことができる。
取り外したトップパネルの裏側を確認すると、フック状の突起が左右に3箇所ずつ配置されており、これらがシャーシ側に引っかかることで固定される仕組み。さらに前方には3つの突起があり、フロントパネルのプラスチック製フレームの下に差し込まれることで、全体がしっかりと固定できる。
|
トップパネル後方のファブリックタブ。付け根部分を見ると2本のネジで固定されている。オススメはしないが、多少乱暴に引っ張ってもちぎれるようなものではなさそうだ |
両側面に装着されるパネルを個別に見て行く。左側は強化ガラス製で、内部構成パーツが丸見えになる魅せる仕様。パネルサイズは実測で幅約545mm、高さ約440mmで、上下にはプロテクターとシャーシへの固定用ピン、および突起部を備えたスチール製の枠が装備される。
|
| シャーシへの固定は先端がボール状のピンとキャッチ(固定具)によるボールスナップタイプ。下部の突起をシャーシの溝に引っ掛け、上部3本のピンでしっかり固定できる |
一方の右側はスチール製のいわゆるソリッドタイプ。とは言え、前方には幅約155mm、高さ約440mmの通気孔を設けた。これは後に紹介するサイドファン用で、穴自体は目が細かいため、ダストフィルターの類いは装備されていない。
|
| シャーシへの固定は左側強化ガラス製パネル同様。後方上部にはツマミを設け、取り外しやすく工夫されている。なおパネルサイズは実測で幅約545mm、高さ440mm |
次に、リアパネルのレイアウトを後方から確認する。最下段の横に広い開口部は電源ユニットの搭載スペースであり、左右にはその枠を固定する2本のハンドスクリューが見える。さらに上段右上には冷却ファンの増設スペースを確保。これに続く中段にかけてはスリット状の通気孔が設けられており、広く通気性が確保されている。
一方、左側上段にはマザーボードのバックパネル用の開口部があり、中段左側は拡張スロットの搭載エリアが広く占有している。なお拡張スロットをネジ留めする右手には、縦列に目隠し用のプラスチック製カバーが装着されていた。
本体を逆さまにした状態でボトムパネルを見ると、四隅の台座(インシュレーター)には滑り止めのラバーを装着。脚高は約22mmで、ハイエンド構成のPCパーツを満載させた”重量級ボディ”をしっかり支えてくれる。また後方の電源ユニット搭載エリア付近にはダストフィルター(幅約162mm、奥行き約140mm)を備え、電源ユニットに搭載される吸気ファンへの防塵対策が施されていた。
|
プラスチック製台座の床設置面に装着された滑り止めのラバー。床とシャーシの底面に約22mmの空間を設け、電源ユニット内蔵ファンの吸気効率を確保している |
|
| 電源ユニット内蔵ファン用のダストフィルターは、正面左手にスライドする着脱式を採用。設置後、引き抜きやすい方向にするあたりはユーザーの使い勝手をよく理解した設計と言える |
さらにボトム面の前方には、クロス状のスリットや穴が確認できる。これはDIY水冷向けのスペースで、ポンプやリザーバーの設置用に105x105mm四方、40x40mm四方の穴を装備。画像右手の穴は直径22mmの排水用ドレンポートだ。
