エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1682
2026.08.01 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
テストセッションの最後はメッシュネットワークの有効・無効による効果を確認していこう。まずはスマートフォンを使って計測したヒートマップの結果からだ。
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| 親機のみのヒートマップ |
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| 子機を追加してメッシュネットワークを構築した場合のヒートマップ |
筆者の家では普段リビングにある壁面LANコネクタにルーターを設置している。しかし、鉄筋コンクリート造のため、親機が1台のみの場合は、リビングから出ると途端に電波強度が下がり、洋室の2部屋ではほとんどネットワークに接続できない状態になる。しかし、リビングから抜ける廊下に子機を設置することで、端の洋室2部屋でも電波強度が大幅に改善。インターネットが安定してつながるようになった。
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| iperf3の計測は①~④の4箇所で実施した |
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最後に、各部屋で測定したiperf3の結果を確認しておこう。まず、リビングでの測定だがメッシュネットワークを構築したことで子機との通信が発生するためか、単体時に比べると0.2Gbits/sec低下しているが、それでも2Gbits/secを超える良好な結果になった。また、和室では1.88Gbits/sec、下側の洋室で1.33Gbits/sec、最も電波が弱い上側の洋室でも0.77Gbits/secを維持しており、鉄筋コンクリート造のマンションでも安定した通信ができるようになっていることがわかる。
満を持して投入されたMSI初のWi-Fi 7ルーター「Roamii BE Pro Mesh System」を検証してきた。帯域幅320MHzのWi-Fi 7環境では、2.5Gbps有線LANの限界に迫る転送速度を記録。さらに、鉄筋コンクリート造のマンションという電波の通りにくい環境でも、メッシュ環境を構築することで奥の部屋まで安定した通信が可能になるなど、期待通りの実力を示してくれた。
無線LAN側のポテンシャルが高く有線ネットワークの性能を限界まで引き出せているため、有線ポートが10ギガビットに対応していればさらに転送速度が向上したかもしれないが、一般的なホームユースであれば2.5ギガビットでも不満が出るシーンはほとんどないだろう。
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そして、これだけの性能を備えたメッシュシステムを、親機を設定するだけで子機までほぼ全自動で構築できる手軽さも大きな魅力と言える。スマートフォンアプリ「MSI Router 2.0」のUIも洗練されており、初心者でも導入や設定で戸惑うことはないだろう。
扱いやすさと高いパフォーマンス、そして広い電波エリアを兼ね備えた「Roamii BE Pro Mesh System」は、Wi-Fi 6環境から転送速度の向上を検討している人はもちろん、鉄筋マンションなどで電波の届きにくさに悩んでいる人にもおすすめしたい製品だ。
提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

