「Roamii BE Pro Mesh System」の転送速度をチェック
ここからは「Roamii BE Pro Mesh System」の転送速度をチェックしていこう。検証に使用したマザーボードのWi-Fi 7カードは帯域幅が160MHzのため、今回は320MHzに対応する拡張カード「HERALD BE9400 WiFi 7 PCIe Card」を増設した状態でも検証を実施した。また、Wi-Fi 6をサポートするノートPCでも計測を行っている。なお、サーバー側のPCは2.5ギガビット有線LAN経由で「Roamii BE Pro Mesh System」の親機と接続した。
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「HERALD BE9400 WiFi 7 PCIe Card」で接続したところ。帯域幅320MHzに対応するため、上り・下りとも最大リンク速度は5,764Mbps(理論値)
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Wi-Fi 7対応のワイヤレスカードでも帯域幅160MHzの製品だと最大リンク速度は2,888Mbpsに制限される
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Wi-Fi 6対応のワイヤレスカードでは最大リンク速度は2,402Mbps
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まずは定番のネットワーク帯域テスト「iperf3」の結果を確認していこう。今回は2分間のテスト結果の平均をスコアとして採用しているが、Wi-Fi 7(320MHz)では2.21Gbits/secなのに対して、Wi-Fi 7(160MHz)では1.37Gbits/secにとどまり、スコアは約6割強まで低下した。「Roamii BE Pro Mesh System」のポテンシャルを最大限に引き出すなら、帯域幅320MHzに対応したWi-Fi 7デバイスを用意したいところだ。
また、Wi-Fi 6接続時でも1.33Gbits/secを計測しており、帯域幅が160MHzにとどまる場合はWi-Fi 6と大きな速度差が出ないことも見て取れる。
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Wi-Fi 7(320MHz)
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Wi-Fi 7(160MHz)
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Wi-Fi 6
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続いて、ネットワーク転送速度の最大転送速度を計測するため「CrystalDiskMark 9.0.3」の結果を確認していこう。Wi-Fi 7(320MHz)ではシーケンシャル読込で最大294.75MB/sを記録し、2.5ギガビット有線LANの限界に迫る転送速度を記録した。もし、ルーターのネットワークポートが5ギガビットや10ギガビットに対応していればさらに上積みが期待できただろう。
また、Wi-Fi 7(160MHz)との比較でも最大90MB/s、Wi-Fi 6との比較では100MB/s以上高速なことから、やはり「Roamii BE Pro Mesh System」のポテンシャルを引き出すには320MHz通信に対応するWi-Fi 7デバイスを組み合わせたい。
Windowsの「速度テスト」からアクセスできる「インターネット速度テスト」の結果も確認しておこう。今回は10回計測を実施して、そのうちの最大値と最小値を排除した8回の平均をスコアとして採用している。まずPingの結果だが、こちらはいずれも6ms前後で大きな違いはなかった。
一方で転送速度については、筆者のマンション標準ギガビット(1Gbps)回線環境において、Wi-Fi 7(320MHz)ではダウンロード・アップロードともに700Mbpsに迫るスコアを記録。これに対し、Wi-Fi 7(160MHz)やWi-Fi 6では600Mbps前後に留まった。たとえ回線の上限が1Gbpsであっても、320MHz動作のWi-Fi 7を導入するメリットはあるようだ。