エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1681
2026.07.31 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
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「アサシン クリード」シリーズの最新リメイクタイトル「アサシン クリード ブラック フラッグ RE:シンクロ」の結果も確認していこう。「プリセット全体」は“中”と“最高”の2種類を選択。「レイトレーシングモード」は“標準”、「Vsync」は“オフ”、「ダイナミック解像度の使用」は“オフ”、「アップスケーラーの種類」は“AMD FSR”または“NVIDIA DLSS”、「アップスケーラーの品質」は“クオリティ”、「フレーム生成」は“AMD FSR”または“NVIDIA DLSS”(6x)に設定した。
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重量級の最新タイトルということもあり、“最高”設定ではフルHD解像度でも57fpsとかなり厳しい結果になった。描画画質についてはプリセットを“中”にするか、レイトレーシングをオフにした運用がオススメだ。また、GeForce RTX 5050では「6x」設定のマルチフレーム生成に対応するため最低でも74%、最大では150%以上の差をつけられている。
ゲーム関連のベンチマークが一段落したところで、消費電力をチェックしておこう。アイドル時は起動直後10分間放置した際の最低値を、高負荷時はストレステスト「3DMark:Steel Nomad Stress test」実行時の最高値を採用した。
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GeForce RTX 5050も最新世代の中では消費電力の少ないGPUだが、Radeon RX 9050はそれをさらに上回る。アイドル時は8.4W、高負荷時においては35.1Wも低く抑えられており、省電力性能はとても優秀だ。ハイエンドクラスのCPUを組み合わせる場合でも、AMDの推奨容量である450W以上の電源ユニットを用意すれば、電力が不足することはないだろう。
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テストセッションの締めくくりとして、ASRock「AMD Radeon RX 9050 Challenger 8GB」に搭載されているオリジナルデュアルファンクーラーの冷却性能をチェックしておこう。なお、ストレステストには同じく「3DMark:Steel Nomad Stress Test」を使用している。
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高負荷時でもファンの回転数は1,000rpm前後、回転率は最大20%までしか上がらず、オープンフレームPCケースでのテストでもほぼ無音に近い状態。CPUクーラー(オールインワン型水冷ユニット)のファンの音に完全に隠れてしまっていた。また、各種温度を確認するとGPUコア温度が最高56℃、HotSpot温度が最高69℃、メモリ温度が最高62℃までしか上がらず、発熱、静音性とも良好だった。
今回の検証を通して見えてきた「Radeon RX 9050」の姿は、徹底した低消費電力と扱いやすさを追求したエントリーGPUという立ち位置だ。
パフォーマンス面では、ミドルレンジのRadeon RX 9060シリーズから大胆にコアの規模が削減された影響が大きい。直接のライバルとなるGeForce RTX 5050との比較でも、ストリームプロセッサやレイトレーシングユニットがもう少しあればと思わせる場面が多く、純粋なゲーム性能では一歩譲るのが正直なところだ。また、最新の重量級タイトルを快適に遊ぶ上では、NVIDIA DLSSのマルチフレーム生成に対抗できるよう、AMD陣営の超解像・フレーム生成機能のさらなる進化にも期待したい。
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一方で、TBP 92Wという低消費電力と発熱の少なさは、本製品ならではの大きな魅力である。電源容量やケース内エアフローに余裕のないメーカー製PCや、数世代前のPCをグラフィックスカードだけ交換して延命したいユーザーにとって、この扱いやすさは性能以上の価値になる場面も少なくない。
発売時点では、為替や物価高の影響もあり、上位モデルのRadeon RX 9060 XTに迫る価格設定が悩ましい。しかし、価格がこなれてくれば、「性能を最優先するGPU」ではなく、「省電力で安心して導入できるGPU」として独自の存在感を発揮する1枚になりそうだ。
協力:ASRock

