エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1654
2026.04.17 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
DLITEにはミドルタワーPCケースの定番、PSUシュラウドが標準で装備されている。天板部はパンチング加工による通気孔仕様で、内部にはシャドウベイブラケット、電源ユニット搭載スペースが設けられている。なお内部高を計測すると、標準的な約95mmだった。
電源ユニットはPSUシュラウド内部、後方にマウントスペースが設けられている。有効スペースは奥行き200mmまでをサポート。リアパネル側には電源固定用のブラケットが設けられており、ここに電源ユニット本体をネジ留めすることになる。なお搭載方法については、組み込みセッションで改めて解説しよう。
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電源ユニットの固定には、リア外部にハンドスクリュー計4本によりネジ留めされている「PSUブラケット」を使用することになる |
ストレージ収納力をチェックすると、DLITEのドライブベイは1箇所に集約されている。ミドルタワーとしてはやや心許ないが、構成によってはこれで十分と感じるユーザーも多いだろう。
スチール製のシャドウベイブラケットはPSUシュラウド前方に配置され、底面2本のネジで固定されている。スライドレールは用意されておらず、ストレージの着脱時には一度取り外す必要がある。
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| シャーシへの固定は突起2箇所を引っ掛け、2箇所をネジ留め。稼動後に増設する場合はやや面倒かもしれない | |
ブラケットは2.5インチSSDと3.5インチHDDを排他ではなく、それぞれ2台ずつ、合計4台の搭載に対応する構造だ。コンパクトにまとまる反面、取り付け手順には少しクセがある。フル搭載を想定した手順を確認すると、まずは2.5インチSSDを底面と天板にそれぞれネジ留めを行う。ちょうどSSD外装カバーの表面が向かい合う格好だ。
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| ネジ留めには付属の「マザーボード/2.5″SSD/PCIe ライザーケーブル用ネジ」(ミリネジ)を使用。コネクタは右側面に向けて固定を行う |
次に3.5インチHDDを2台の2.5インチSSDの間と、天板部にネジ留めを行う。この手順通りに作業しなければ、2.5インチSSDのネジ穴が3.5インチHDDに塞がれてしまうので注意が必要。このようにシャドウベイブラケット1つに合計4台がひとまとめに収納できるため、配線がまとめやすいといったメリットがありそうだ。
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| 3.5インチHDDの固定は側面のネジ穴を利用し、付属の「3.5″HDDネジ」(インチネジ)でしっかりと固定しよう。コネクタ向きは2.5インチSSD同様に右側面方向に合わせる |
ブラケットのみで4台が収納できる設計は合理的だが、その分やや背が高くなることでひとつ問題がある。最上段に3.5インチHDDを固定する場合、その厚さが22mmを超えると、PSUシュラウド側面の開口部から”ストレージ満載のシャドウベイブラケット”を出し入れできなくなる。
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| 検証用機材では最上段に3.5インチHDDを固定すると、シャドウベイブラケット全体は全高約82mmになった |
一般的に3.5インチHDDの厚さは1インチ=25.4mm前後となるため、計算上クリアランスは不足する。この場合はPSUブラケットを取り外し、後方から挿入する必要がある。事前に理解せず電源ユニットの固定と配線を済ませてしまうと、作業はかなり煩雑になる。合理的な設計である一方、組み込み手順にはあらかじめ意識しておきたいポイントだ。
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| PSUシュラウド開口部を計測すると幅約80mm。この数値からも全高約82mmに達したシャドウベイブラケットは挿入できない事がわかる |
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| 後方PSUブラケットを外して挿入。元の位置に戻したシャドウベイブラケット。一度に収納できる設計は合理的かつ理想的とも言えるだろう |
拡張スロットは合計8段を装備する。拡張スロット金具には、正方形のパンチング加工による通気孔仕様で、おのおのが独立してインチネジでネジ留めされている。またシャーシ側は枠無しのブリッジレスタイプを採用し、汎用性を高めている。

