エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1653
2026.04.15 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
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「B860 Challenger WiFi」はPCI Express 5.0対応SSDの運用を見据えて、専用ヒートシンクの「Toolless Multi-Layer M.2 Heatsink」を装備している。PCI Express 5.0世代のSSDにはかなり冷却に厳しい製品もあるところ、どこまで標準装備での冷却が可能なのだろうか。
検証にあたってはPCI Express 5.0対応モデルの中から、Team「T-FORCE Z540」シリーズの2TBモデル「TM8FF1002T0C129」を用意。ベンチマークテストの「CrystalDiskMark 8.0.6」を連続で動作させ、その際の挙動を見ていこう。
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「TM8FF1002T0C129」の公称スペックは、シーケンシャル読込最大12,400MB/s、書込最大11,800MB/s、ランダム読込140万IOPS、書込140万IOPSとなっている。ベンチマークスコアを見ていくと、ほぼ公称値通りかつ一部では上回る良好な結果をマークした。
しかし3回連続で実行した際は、2周目から80℃を上回るシーンが多くなり、サーマルスロットリングが発生。特に書込性能に低下が見られた。通常運用の範囲であれば問題なく性能が発揮できそうな一方で、長時間の書き込みが発生する場合はヒートシンクに風を当てるなどの工夫が必要かもしれない。
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| アイドル時(左)および高負荷時(右)のサーモグラフィ | |
「B860 Challenger WiFi」は、必ずしも機能マシマシといったモデルではない。むしろ昨今のトレンドでもある便利ギミックの搭載は限定的で、AMD版の「B850 Challenger WiFi」と比べてもM.2スロット用のボトムヒートシンクがオミットされているなど、妥協を感じるポイントがあるのは確かだ。
その一方で期待の最新CPUであるCore Ultra 7 270K Plusを安定して定格運用可能な信頼性があり、高クロック仕様のノンバイナリメモリも問題なく動作。さらに「Lightning Gaming ポート」の採用やWi-Fi 7への対応など、ゲーマーが求める機能がうまくミックスされている。割高になりそうな部分はスッパリ割り切って、キモになる要素はしっかりカバーされているという印象だ。
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Core Ultra 7 270K Plusをベースに安定したゲーミングマシンをお手頃に組みたい向きには、ぜひ押さえておきたい選択肢の一つ。惜しむらくはタッグを組みたい最新CPUの流通量が現状でやや心もとない点だが、いずれ近い将来に状況が改善してくれることに期待しよう。
提供:ASRock Incorporation

