エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1651
2026.04.09 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
FLOVA F50のドライブベイは合計2箇所。それぞれを個別にチェックしていこう。マザーボードトレイ背面、CPUクーラーメンテナンスホールの一部を覆うように固定されているのが、スチール製のドライブブラケットだ。広い裏配線スペースを利用して、ここには2.5インチSSDと3.5インチHDDを各2台搭載できる。
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| ドライブブラケットは上部2箇所を引っ掛け、下部の中央をハンドスクリュー1本で固定している |
設計はいたってシンプルで、ドライブブラケットに対し、ストレージをベタ置きにして底面からネジ留めを行う。なおフル活用する場合は、2.5インチSSDネジ留め後、3.5インチHDDをネジ留めする手順で作業する。順番が逆だとネジ留めができなくなるので、注意が必要だ。
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| 3.5インチHDDはドライブブラケット外側にマウントすることになる |
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| 2.5インチSSDはドライブブラケットの内側にマウントすることになる |
2つ目のストレージ搭載エリアは、PSUシュラウド内部の前方に設けられている。ここにはコの字型のスチール製シャドウベイユニット(ドライブブラケット)が用意され、ハンドスクリュー2本で底面に固定されている。
内部にはプラスチック製の専用トレイが1基用意されており、2.5インチSSDまたは3.5インチHDDを1台搭載可能。加えて、シャドウベイユニットの天板にも同様に1台を固定できる。
固定方法は、専用トレイの場合、2.5インチSSDは底面4点でネジ留めするオーソドックスな方式。3.5インチHDDは側面の突起をネジ穴にはめ込むツールレス仕様で、装着自体はスムーズに行える。
一方で、シャドウベイユニット天板への取り付けは底面からのネジ固定となるため、実際の作業では一度ブラケットを取り外してから組み込む手順となる。構造自体はシンプルだが、手順としてはひと手間かかる印象だ。
ちなみにシャドウベイユニットは、前方へ約45mm移設することができる。電源ユニットの有効スペースが拡大するメリットがある一方で、TRYX Cross-Flowファンが物理的に干渉するため、取り外さなければならない。トレードオフとしては分が悪く、あまり現実的ではない。
拡張スロットはATX規格に準拠した計7段構成。ボディと同色で仕上げられたスロット金具には、正方形のパンチング加工による通気孔が設けられており、いずれもネジで固定される。
ここで興味深いのが、その固定用ネジだ。一般的には重量級グラフィックスカードにも対応できるよう、保持力に優れたワッシャー付きの六角インチネジが用いられることが多いが、本製品では小径の低頭ネジ(インチ)を採用している。固定力という点では控えめな選択にも見えるが、外観上の主張を抑える意図も感じられ、全体の設計思想に沿った仕様と捉えることもできる。
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また、拡張スロットはブリッジ付きのスチール製で、枠は3本のネジで取り外し可能。90°向きを変えて固定すれば、グラフィックスカードの垂直マウントに対応している。
