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最終更新日 2026年6月6日 13:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.844

MX250搭載で軽量なハイスペックモバイルノート、MSI「Modern 14」レビュー

2020.03.25 更新

文:撮影・こまめ

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MSI ノートPC

クリエイティブ性能をチェック

画像処理や動画編集などのクリエイティブ性能については、「Creator Center」での「クリエーターモード」の有効 / 無効を切り替えて2回実施している。モードによってパフォーマンスがどの程度向上するのかについて注目していただきたい。

ベンチマークテスト:Lightroom Classic CC

「Lightroom Classic CC」のテストについては、ベンチマークソフト「PugetBench V0.8 BETA for Lightroom Classic」を利用した。なおこのソフトはベータ版であるため、結果は目安として捉えていただきたい。

modern14_107_lightroom_620x425

「Active Tasks Score」は、ソフト操作時におけるレスポンスについての結果だ。この数値が高いほど、ソフトをより快適に操作できることを表わす。ベンチマークテストでは、クリエーターモードを有効にしているときのほうがスコアが高かった。

「Passive Tasks Score」は画像の読み込みや出力に関するテストで、主にCPU性能とストレージ性能が影響する。テストではクリエーターモードを無効にしたときのほうがスコアが高かったが、この程度の差であれば誤差の範囲内と言える。

「Overall Score」は「Active Tasks Score」と「Passive Tasks Score」の平均値を10倍した値でおおよその目安でしかないため、ここでは考えなくてもいい。ファイル処理には変化は見られなかったが、操作の快適さが向上するという点でクリエーターモードの効果が認められた。

ベンチマークテスト:PugetBench V0.8 BETA for Photoshop

「Photoshop 2020」のベンチマークテストでも先程と同様に、専用のソフトを利用した。結果は以下のとおり。

modern14_108_photoshop_620x490

クリエーターモードを有効にしたときのほうが、無効時よりも優れた結果が出ている。特にスコアの上昇率が高いのが、GPU性能を表わす「GPU Score」だ。このテストはブラー効果など特殊なグラフィックス処理時のパフォーマンスを表わすもの。高度な画像加工を行なうときほど、クリエーターモードが効果を発揮すると考えていいだろう。

ベンチマークテスト:Premiere Pro 2020

「Premiere Pro 2020」ではまず、動画の書き出しテストを行なった。テストでは6分44秒のフルHD動画に画像とテロップ、音声を追加した合計7分の動画を、プリセットの「YouTube 1080p HD」で書き出している。出力はGPUの機能を利用する「CUDA」と、CPUのみを利用する「ソフトウェア処理」で行なった。

modern14_109_pp_620x335

テストで使ったデータが軽いためかそれほど大きな差は現われなかったが、クリエーターモードを有効にしたときのほうが「CUDA」利用時において処理時間がわずかに短縮されている。「ソフトウェア処理」ではまったく変わらなかった。

次に動画の変換処理を行なった。テストに使用したのは再生時間5分の4K動画 (ファイルサイズ:3.6GB)で、プリセットの「YouTube 1080p HD」で出力している。

modern14_110_pp_620x335

このテストでもクリエーターモードの効果は認められたが、パフォーマンスが大きく改善されるほどではなかった。だが少しでも処理が高速化されるのであれば、積極的に活用するべきだろう。

BBench

バッテリー駆動時間の公称値は最大で10時間 (JEITA2.0)とされている。だがWindows 10の電源プランを「バランス」に、電源モードを「より良いバッテリー」に変更した状態で「BBench」(10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWeb巡回を有効)のテストを行なったところ、2時間22分という短い結果だった。

そこでWindows 10の電源プランを「省電力」に変更し、「Creator Center」のパフォーマンス設定をもっとも低い状態にした上で、さらに「NVIDIAコントロールパネル」から「優先するグラフィックス」を「統合型グラフィックス」に変更してから同じテストを行なった。結果は2時間46分と多少改善されたが、公称値である10時間には遠く及ばない。評価機固有の症状かもしれないが、この結果は少々残念だ。

modern14_111_bb_620x345

公称値の10時間近くまでバッテリーをもたせるには、さらなる省電力設定が必要なのかもしれない。だがそこまでカリカリにチューニングするのはなかなか困難だ。実際のところは2~3時間程度と見越しておいたほうがいいのかもしれない。外出先で利用する場合は、念のために電源アダプタを持ち歩くことをおすすめする。

modern14_34_1024x768 付属の電源アダプター。重量は実測295gと軽いので、本体と合わせて持ち歩くといい

ライトなクリエイティブ用途で活躍するハイスペックモバイル

ベンチマーク結果を見る限りではCPU性能がやや控えめではあったものの、普段使いやビジネスには十分なパフォーマンスだ。また「GeForce MX250」搭載モデルであれば、高いグラフィックス性能を期待できる。やはり製品が想定しているクリエイティブ用途に向いており、特にちょっとしたコンテンツ制作や作品のチェックといった作業で活躍してくれそうだ。バッテリー駆動時間は短いものの、電源アダプタを一緒に持ち歩いても軽量コンパクトなので、機動性と汎用性の高いモバイルノートPCとしての利用をおすすめしたい。

modern14_35_1024x768

協力:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

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