エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1669
2026.06.02 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
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オープンワールド型アクションRPG「Cyberpunk 2077:Phantom Liberty」のベンチマーク結果を確認していこう。「クイックプリセット」は“レイトレーシング:オーバードライブ”、「解像度スケーリング」は“AMD FidelityFX Super Resolution 4”または“DLSS Super Resolution”、超解像技術の品質は“クオリティ”、「フレーム生成」は“AMD FSR 3.1 Frame Generation”、「DLSS Multi Frame Generation」は“4X”に設定した。
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やはりマルチフレーム生成が利用できるタイトルでは、GeForce RTX 50シリーズが優位な結果。またRadeon RX 9070 GREでは、4K解像度ではビデオメモリが不足してパフォーマンスが大きく落ち込んでしまう。ただし、Radeon RX 9070 GREがターゲットにしているWQHD解像度では60fps超え、フルHD解像度では100fpsを超えており、テスト中の映像も滑らかに再現できていた。
ゲーム関連のベンチマークが一段落したところで、消費電力をチェックしておこう。アイドル時は起動直後10分間放置した際の最低値を、高負荷時はストレステスト「3DMark:Steel Nomad Stress test」実行時の平均値を採用した。
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アイドル時はいずれのグラフィックスカードでも省電力機能が働くため、90W前後でほぼ横並びとなった。
一方で、高負荷時の消費電力は354.9Wを記録した。これは上位モデルGeForce RTX 5070とほぼ同等の水準で、ライバルになるGeForce RTX 5060 Tiからは約90Wも高い結果になった。ゲームの性能では圧倒しているため、あと20~30W低く抑えられていれば、ワットパフォーマンスの観点からもより魅力的な選択肢になっていただろう。
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テストセッションのラストは、GIGABYTE「Radeon RX 9070 GRE GAMING OC 12G」に実装されているオリジナルトリプルファンクーラー「WINDFORCE冷却システム」の実力を確認していこう。なおストレステストには「3DMark:Steel Nomad Stress Test」を使用している。
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高負荷時でもファンの回転数は1,600rpm前後、回転率も最大33%までしか上がらず、オープンフレームケースでのテストでも風切音は全く気にならない。またGPUの温度は最高53℃、HotSpot温度も最高80℃、メモリ温度は66℃までしか上がらず、「WINDFORCE冷却システム」の冷却性能にはまだ十分に余力が残されている。
満を持してグローバル市場へと投入された「Radeon RX 9070 GRE」。上位モデルと同じGPUコアを流用しているため、ミドルレンジクラスの製品としてはやや消費電力が大きいのは気になるところだが、その分パフォーマンスはかなり良好だ。
メインターゲットに据えるWQHD解像度までなら高リフレッシュレートなディスプレイも視野に入る実力を発揮。直接のライバルであるGeForce RTX 5060 Tiに対しては、「マルチフレーム生成」が有効なシーンを除けば優位な結果を示した。さらに一部のタイトルでは4K解像度でのプレイも可能になる。
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あとは国内価格次第だ。すでにRadeon RX 9070シリーズ全体の価格が下落傾向にあるなか、上位モデルとの価格差をしっかり確保した戦略的な価格設定で登場すれば、WQHDゲーミング向けGPUの有力候補として注目を集めることになりそうだ。
協力:AMD

