エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1669
2026.06.02 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
|
ここからはGIGABYTE「Radeon RX 9070 GRE GAMING OC 12G」(以降:Radeon RX 9070 GRE)を実際のPCに組み込み、気になるパフォーマンスをチェックしていこう。テストPCにはCPUがボトルネックにならないようRyzen 9 9950X3D2 Dual Editionをベースにしたハイエンド環境を用意。また比較用のグラフィックスカードとして、ワンランク上の「GeForce RTX 5070」と、直接のライバルになる「GeForce RTX 5060 Ti 16GB」でもベンチマークテストを実行した。
|
|
|
| GPUコアはRadeon RX 9070 XTやRadeon RX 9070とおなじNavi 48を採用。ブーストクロックは2,920MHzにオーバークロック済みで、テスト中は3,200MHz前後まで上昇する | |
|
|
| BIOS情報を確認したところベースクロックは1,600MHz、ゲームクロックは2,340MHzに設定されていた | |
|
まずは定番3Dベンチマークソフト「3DMark」から、レイトレーシングやメッシュシェーダー、可変レートシェーディング、サンプラーフィードバックなどに対応する最新API「DirectX 12 Ultimate」を使用したWQHD解像度テスト「Speed Way」の結果を確認していこう。
|
テスト結果は総合スコアが4,391、フレームレートが43.91fpsを記録した。以前検証を行ったRadeon RX 9070(総合スコア5,803)に比べると75%前後の性能で、ストリームプロセッサが削減されているだけでなく、メモリ帯域幅が制限されている影響も大きいことがわかる。ただし、直接のライバルになるGeForce RTX 5060 Tiに対しては約8%上回るパフォーマンスを発揮した。
|
影や反射にレイトレーシングを、それ以外の描画にラスタライズを活用するWQHD解像度テスト「Port Royal」の結果も確認していこう。
|
総合スコアは13,601、フレームレートはマルチプレイの目安になる60fpsを超える62.97fpsを記録し、テスト中のデモ映像も滑らかに再生されていた。上位モデルRadeon RX 9070(総合スコア15,892)に比べると85%前後の性能で、「Port Royal」に比べると差が縮まっているのも印象的だ。
さらにライバルになるGeForce RTX 5060 Tiとの比較では約34%上回り、格上であるGeForce RTX 5070との差も約6%にとどまる良好な結果になった。
|
すべての処理にレイトレーシングを使用する「Port Royal」より重いWQHD解像度テスト「DirectX Raytracing feature test」の結果を確認しておこう。
|
もともとNVIDIA GeForceシリーズが得意としていることもあり、GeForce RTX 5060 Tiとほぼ同等、GeForce RTX 5070との差は約35%にまで広げられる結果となった。

