ベンチマークテスト：フォートナイト

次はバトルロイヤルゲームの人気タイトル「フォートナイト」をプレイし、その際のパフォーマンスをチェックしてみよう。APIはDirectX 12でグラフィックスクオリティは“最高”、解像度はこれまで通りフルHD/WQHD/4Kの3パターン。計測にはリプレイデータを使用、レイトレーシング機能を有効にした場合の結果も合わせて見ていこう。

動作クロックにほぼ差がないことから、一部で「OC」と「SILENT」が逆転しているものの、フルHDで平均フレームレート140fps前後はご立派だ。WQHDでも平均80fpsオーバーをマークしており、このくらいの解像度までは十分満足のいくプレイ水準を満たしている。

ただしレイトレーシングを有効化すると平均フレームレートはガタ落ち、とても快適にプレイできる水準ではない。画質よりフレームレートを重視すべきタイトルであるだけに、レイトレーシング機能は無効にした状態でプレイしよう。

ベンチマークテスト：Watch Dogs Legion

ゲーム系の検証の締めくくりとして、重量級のオープンワールド型アクション「Watch Dogs Legion」を動かしてみよう。グラフィックスクオリテは“最高”で、解像度はこれまで通りフルHD/WQHD/4Kの3パターンに設定。計測にはゲーム内ベンチマークを使用し、先ほど同様にレイトレーシング機能を有効にした状態でも計測を行っている。

超重量級のタイトルとして知られている「Watch Dogs Legion」に対し、フルHDでは平均70fps前後をマーク。やはりターゲット解像度のフルHDでは、タイトルの軽重を問わず快適なプレイが可能であることが分かる。4KはともかくWQHDでも多少設定を調整すれば、十分快適に遊べそうなレベルだ。

その一方でやはりレイトレーシング性能は物足りないため、有効にすればプレイ自体が難しくなる。基本的にFSRが効かないタイトルの場合は、レイトレーシングは無効化した状態でプレイするべきだろう。