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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1036

AMD「Radeon RX 6600 XT」検証:究極フルHDゲーミングを実現する新世代ミドルの実力

2021.08.10 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕

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AMD PowerColor Radeon RX 6600 XT グラフィックスカード
多くのミドルクラスゲーマーにとって注目の存在になるであろう、AMD(本社:アメリカ)の最新GPU「Radeon RX 6600 XT」がついに解禁された。今回は先日お届けした開封レビューに続き、“究極のフルHDゲーミング”体験を実現するという期待のパフォーマンスを検証していく。
reddevil66_14_1024x768
PowerColor「RED DEVIL RX6600XT 8GB」(型番:AXRX 6600XT 8GBD6-3DHE/OC)
(2021年8月11日グローバル市場向け解禁)

フルHDのプレイ水準を引き上げる最新ミドルGPU「Radeon RX 6600 XT」

かねてAMDよりリリースされていた、ミドルレンジ向けの最新GPU「Radeon RX 6600 XT」がグローバル市場向けに解禁された。Radeon RX 6700 XTの下位にあたるRadeon RX 6000シリーズの末っ子として登場したGPUで、その立ち位置は1,080p(フルHD)ゲーミング向けのニュースタンダード。フルHD環境における高フレームレートのプレイを可能にする性能を備え、「究極の1,080pゲーミングを提供する」と謳う。

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Radeon RX 6000シリーズで最も手頃なGPUとして市場に投入される「Radeon RX 6600 XT」。“ゲーミング標準”にあたるフルHDがターゲット解像度だ

そのコンセプトは、2020年に出荷されたゲーミングディスプレイの約2/3をフルHDモデルが占めるという、ミドル層のゲーマー事情に基づいている。その一方で、市場にはかつてなく高リフレッシュレートなディスプレイが台頭。特にeスポーツ系タイトルをプレイするミドルゲーマーを中心に、そうしたディスプレイの性能を引き出せる(クラス相応の)グラフィックスカードが求められているというわけだ。

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ゲーミング液晶の主力はいまだフルHDである一方、高リフレッシュレートに対応するモデルが当たり前に。その性能を引き出し、フルHDにおける“究極ゲーミング”を可能にするべく「Radeon RX 6600 XT」が設計された

新登場の「Radeon RX 6600 XT」は、これまで同様「RDNA 2」アーキテクチャを採用する7nmプロセスのGPUで、GPUコアは先行してリリースされていたプロ向けモデルRadeon PRO W6600と同じ「Navi 23」を採用。ダイサイズ237mm2、トランジスタ数111億、コンピュートユニットは32基すべてが有効化され、ストリームプロセッサは2,048基を内蔵する。

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「Radeon RX 6600 XT」の基本仕様。Radeon RX 6700 XTと動作クロックは同等ながら、コンピュートユニットやストリームプロセッサ数、Infinity Cache容量などが削減されている

動作クロックは、ゲームクロック2,359MHz、ブーストクロック2,589MHz。Infinity Cacheは32MBを内蔵、メモリスピード16Gbps、メモリバス幅は128bitで、メモリ帯域256GB/sec、ビデオメモリはGDDR6 8GBを実装する。

ちなみに上位のRadeon RX 6700 XTとの比較では、コンピュートユニットとストリームプロセッサ数は2割削減。Infinity Cacheの容量は3割に抑えられ、ビデオメモリも4GBが削られるなど、ターゲット解像度の違いがスペックにも表れている。

その反面、TBP(Total Board Power)は230Wから160Wに低下。補助電源も標準仕様で8pin×1に変更され、電源負荷や発熱はさらに抑えられた。

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「Smart Access Memory」(いわゆる「Resizable BAR」)や超解像技術のほか、「Radeon Boost」などAMD独自の機能に対応する 対応タイトル限定ながら、「FSR」を有効化すれば大幅にフレームレートを向上させることができる

そのほか、APIはDirectXレイトレーシングに対応する「DirectX 12 Ultimate」をサポート。CPUがビデオメモリにフルアクセスできる「Smart Access Memory」、高解像度とハイパフォーマンスを両立できる超解像技術「AMD FidelityFX Super Resolution(FSR)」、プレイ中のフレームレートを改善させる「Radeon Boost」、操作遅延を軽減する「Radeon Anti-Lag」などの機能に対応する。

「FSR」や「Radeon Boost」が利用できるのは対応タイトルに限られるものの、高負荷なゲームをプレイする際は特に恩恵が大きい機能。フルHD以上の解像度でプレイしたり、より高いフレームレートを狙う場合などにおいて、アドバンテージになってくれるだろう。

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ユーザー数の多い旧世代GPUとの比較では最大2.5倍のフレームレート向上が見込める 同じフルHDターゲットの競合GPUに対しても、幅広いタイトルでアドバンテージがあるという

なおGPU性能としては、Steamハードウェア調査で最もユーザー数が多かったというGeForce GTX 1060に比べ、最新タイトルで最大2.5倍以上の高フレームレートを実現。AAAタイトルのフレームレートは前世代のRadeon RX 5700/RX 5600 XTから最大1.7倍高く、同じフルHDゲーミングがターゲットのGeForce RTX 3060との比較でも平均で最大15%上回るとされる。

まさに「Radeon RX 6600 XT」は、旧世代GPUを使用するボリュームゾーンのユーザーに訴求するニュースタンダードのミドルGPUというわけだ。

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デュアルファンクーラー装備のOCモデル「RED DEVIL RX6600XT 8GB」
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