ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

アキバ最新情報系サイト
エルミタージュ秋葉原

最終更新日 2021年2月26日 15:03

  • レビュー
  • エルミタ取材班
  • 自作PCパーツ
  • PC・ノート・BTO
  • モバイル
  • 告知・キャペーン
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • AMD
  • MSI
  • Thermaltake
  • サイコム
  • CFD
  • ASUS
  • GIGABYTE
  • ツクモ
  • アーク
  • コレオシ
  • 街ネタ
  • 次に来るモノ
  • ノートPC
  • PCケース徹底検証

トップ > レビュー > 撮って出し

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.964

これで全てが分かる。MSI「Creator 400M」徹底解説

2021.02.18 更新

文:撮影・エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
MSI PCケース

静音志向の5.38mm積層強化ガラス製左サイドパネル

クリエイター向け筐体「Creator 400M」は徹底した静音対策が施されている。その最たる箇所が意外にも左側面の強化ガラス製サイドパネルだ。

400m_08_1024x768
後方に蝶番を設け開閉機構を備える左サイドパネル。固定にはマグネットが使用されている

そもそも強化ガラスとは、魅せるPCケースには必須とも言えるキラーワードであり、静音性とは結びつきにくい素材に思える。しかし資料によると「Creator 400M」は、5.38mm積層強化ガラスと呼ばれる3層構造の特殊強化ガラスを採用。内側の層はPCの動作音を内部に反射させ、中央の層(内部ガラス)は、音を吸収する作用があるとされる。魅せる要素は二の次で、あくまで静音性を重視した構造であり、「Creator 400M」の要となる部分と言えよう。

400m_09_1024x768
400m_27_1024x768 重量級積層強化ガラス製サイドパネルを支える蝶番。上下2箇所に設けられた蝶番は、2本のネジでサイドパネルをサンドイッチする形でネジ留めされていた。ちなみに積層強化ガラスは、万一割れてしまった場合でも、一般的な強化ガラスに比べ破片が飛び散りにくい構造であるという

内側に高密度吸音材を敷き詰めた右サイドパネル

一方、右側面は密閉型のいわゆるソリッドパネル。内部側には高密度吸音材が一面敷き詰められ(実測で幅約455mm、高さ約445mm)、徹底した防音対策が施されている。ここでも「Creator 400M」の静音に対する意識の高さが窺える。なおシャーシへの固定は後方折り返し部上下各1本のハンドスクリューを使用。ネジを緩めても直ぐに脱落しないよう、シャーシ側面にはボールジョイントが採用されていた。

400m_22_1024x768
400m_23_1024x768 シャーシ側面の上下には、ボールジョイントの受け部が埋め込まれている。高密度吸音材で重量のあるサイドパネルが急に脱落しない配慮と、メンテナンスのし易さという2つのメリットがある

内部構造が分かるリアパネルレイアウト

構成パーツをギッチリ詰め込むと、場合によっては腰を痛めるほどの重量になる。一度設置してしまえばそうそう移動する事もなく、リアパネルをじっくり見る機会も無いだろう。今のうちに本体背面に回り込み、じっくりチェックしておきたい。

まず上段右側は冷却ファンの通気孔で、左手の縦開口部はマザーボードのバックパネル用。中段には拡張スロットがスペースを占有し、最下段の最も広いカットは電源ユニットの搭載スペースとなる。背面のレイアウトを見れば、おおよそ内部構造の見当が付く。「Creator 400M」は、電源ユニットをボトムレイアウトにしたオーソドックスな設計である事がお分かり頂けるだろう。

400m_04_1024x768

ロングな防塵フィルタを備えたボトムパネル

リアパネル以上に眺める機会がなくなるボトムパネル。フロント開閉ドアの張り出し部分にダメージがないよう、気を付けながら本体をひっくり返し、底面を観察してみよう。ボトム面を大きく占有しているのが、プラスチック性能防塵フィルタだ。メンテナンスを考慮した後方スライド着脱式を採用。とは言え、長さは実測で約385mmにもなり、完全に引き出すには後方にそれなりのスペースが必要だろう。なお四隅のインシュレーターは円形で、設置面には滑り止め用ゴムが装着されていた。

400m_24_1024x768
400m_25_1024x768 400m_26_1024x768
防塵フィルタはスライド着脱式。インシュレーターは円形で、高さは実測で約20mmといったところ
次のページ
MSI「Creator 400M」内部構造チェック
  • << 前のページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 次のページ >>
  • 前の記事
  • 記事一覧
  • 次の記事

RELATED ARTICLE 関連記事

  • # GeForce RTX 3060搭載グラフィックスカード販売解禁で15モデルが一…
  • # MSI、「GAMING X」と「VENTUS 2X」の2種類のGeForce R…
  • # コンパクトミドルタワーの秀作、Fractal Design「Meshify 2 …
  • # ガルウイング機構採用のミドルタワーPCケース、AZZA「CAST」の国内発売日が…
  • # ZALMAN、ドアタイプの強化ガラスパネルを備えたミドルタワー「Z8」シリーズ
  • # ヘリコプターイメージ筐体、Thermaltake「AH T200」のピンク色が国…

CLOSE UP

  • 2021年2月26日
    注入せずに事前チェックできる、Thermaltake「Pacific Leak Tester」
  • 2021年2月26日
    AAEON、ソーラーパネルで動かせるARM Cortex-A8ベースのIoTゲートウェイ
  • 2021年2月26日
    デル、165Hz/1ms対応の23.6型曲面ゲーミング液晶を税抜約2.3万円で発売
  • 2021年2月26日
    ViewSonic、WQHD解像度&HDR10対応の31.5型ウルトラスリム液晶「VX3276-2K-MHD-72」
  • 2021年2月26日
    高速クリックボタンQUICKSTRIKE採用の軽量ゲーミングマウス、CORSAIR「KATAR PRO XT」
WHAT'S NEWを見る

CLOSE UP

  • 2021年2月25日
    RTX 3060の実力を引き出す傑作、GIGABYTE「GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G」検証
  • 2021年2月23日
    高い耐久性と安定性を持つASUS”オリファン”モデル「TUF-RX6800-O16G-GAMING」
  • 2021年2月21日
    ゲーミングノート最高峰、RTX 3080&4K/120Hz液晶搭載のフラッグシップ「GE76 Raider」
  • 2021年2月16日
    サイコムが完成させた、いま理想のデュアル水冷マシン「G-Master Hydro X570A Extreme」
  • 2021年2月12日
    「Z590 Steel Legend」に見るASRock Intel 500シリーズの進化

LANGUAGE

RANKING

  • 1

    【コレオシ】史上最悪のグラフィックスカード品薄問題に一言!

  • 2

    ASUS、「ZenFone 7」シリーズと「ROG Phone 3」の価格改定実施

  • 3

    ゲーミングノート最高峰、RTX 3080&4K/120Hz液晶搭載のフラッグシップ「GE76 Raider」

  • 4

    RTX 3060の実力を引き出す傑作、GIGABYTE「GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G」検証

  • 5

    「今年初めてのRyzenかも」(2/19)・・・複数ショップ店員談

BACK NUMBER

  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月
  • 2009年3月
totop

hermitage akihabara

https://www.gdm.or.jp

  • twitter
  • facebook
  • RSS
GdM
  • レビュー
    • インタビュー
    • 一点突破
    • 使ってみた
    • 撮って出し
    • 特別企画
  • ニュース
    • リリース 国内
    • リリース 海外
    • BTO
    • モバイル
    • 募集
    • イベント
    • 業界動向
    • 価格改定
    • 見出し斜め読み
    • キャンペーン
    • 障害情報
    • BTO
    • オーディオ
    • ガジェット
    • ディスプレイ
    • デスクトップPC
    • ノートPC
    • 入力デバイス
    • 携帯端末
    • その他
  • エルミタ取材班
    • その他
    • イベント 取材
    • コレオシ
    • ボイス
    • 取材ネタ
    • 展示会
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • エルミタージュ秋葉原とは
  • 情報・リリース窓口
  • 広告掲載希望のお客様へ
  • お問い合わせ
Copyright © 1997-2021 GDM All rights reserved.