エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.866
2020.05.09 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/池西 樹/撮影:松枝 清顕
120mmファンを3基並べて配置できる、いわゆる360mmサイズの大型ラジエターを採用する「Celsius+ S36 Prisma」。アルミニウム製のコルゲートフィンは13列で、間にクーラント液の通路を設けることで効率よく放熱する仕組み。サイズは幅が123mm、厚さが30mm、長さが403mmとされ、PCケースによっては、120mmファンが3基搭載できるスペースでも干渉する可能性がある。購入する際には、あらかじめクリアランスを確認しておこう。
リザーバータンクを搭載している関係で、ラジエターの長さは403mmと若干大きめ。なおフレーム、フィンとも材質はアルミニウムのため、手に持った印象はかなり軽い |
ラジエターのサイズは公称値通りの30mm。オールインワン型水冷ユニットとしては標準的なサイズだ |
13列のアルミニウム製コルゲートフィン。ちょっとした力で歪んでしまうため、組み込み時は触らないように注意して作業を行おう |
また「Celsius」シリーズで初めて採用されたハブ機能だが、「Celsius+ S36 Prisma」ではファンハブ機能に加え、アドレサブルRGB LEDハブ機能が新たに追加。いずれもウォーターチューブから伸びたケーブルに接続され、ウォーターブロックからは各1本のケーブルで、マザーボードのコネクタに接続できる。これにより、煩雑になりがちなケーブルをスッキリと配線できるワケだ。
ファンハブ機能は、実装するファンに合わせて3基分実装 |
アドレサブルRGB用のハブ機能も実装。それぞれ異なるウォーターチューブを経由して、ウォーターブロックに接続されている |