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最終更新日 2025年5月14日 17:36

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.866

Fractal Designの新境地。実力派の光るオールインワン水冷「Celsius+ Prisma」

2020.05.09 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/池西 樹/撮影:松枝 清顕

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AMD CPUクーラー Fractal Design Intel 水冷
Fractal Design(本社:スウェーデン)から、久しぶりとなるオールインワン型水冷ユニットの新モデル「Celsius+」シリーズが登場した。内部設計を含めすべてが見直された期待の新世代という立ち位置だが、特に目を引くのが、全身をアドレサブルRGBで着飾ったバリエーションだ。従来からコンセプトが変わったかのように思えるそのデザイン、そして肝心のパフォーマンスとは。早速検証を進めていこう。
cs36_02_1024x768
Fractal Design「Celsius+ S36 Prisma」(型番:FD-W-2-S3602) 
市場想定売価税抜31,900円前後(2020年4月17日発売)
製品情報(Fractal Design)(株式会社アスク)

生まれ変わったFractal Designの新世代オールインワン型水冷ユニット

その分かりやすいネーミングから、ピンときた人もいることだろう。Fractal Designが新たに投入した「Celsius+」シリーズは、2017年6月に発売された「Celsius」シリーズの後継モデルにあたる。実に3年ぶりとなるオールインワン型水冷ユニットの全面リニューアルだ。

新シリーズは大きく2本柱の構成になっており、スタンダードな冷却ファンを採用する「Celsius+ Dynamic」と、アドレサブルRGBファンを搭載した「Celsius+ Prisma」をラインナップする。いずれもウォーターブロックのヘッドには、アドレサブルRGB LEDを内蔵。特に「Celsius+ Prisma」の場合は、全身をRGBイルミネーションでデコレーションできる、昨今のトレンドを強く意識したコンセプトが採用された。

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「Celsius+ Dynamic」のファンはブラックのインペラ、「Celsius+ Prisma」のファンはホワイトのインペラを採用。なおウォーターブロックのアドレサブルRGB LEDはいずれのモデルにも搭載されている

当たり前の変化のようでいて、Fractal Designをよく知るユーザーにとっては、やや驚きをもって受け止める向きもあるだろう。市場で絶大な人気を誇るPCケースは、洗練された“スカンジナビアデザイン”と揺るがない静音へのこだわりで知られ、ひときわ“硬派”なメーカーとして鳴らしてきた。前作の「Celsius」シリーズがリリースされた頃は、Fractal DesignがRGB LEDを前面に押し出した製品を投入するとは、予想だにしなかったと言う声が多数派ではないだろうか。

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「Celsius+」では、イルミネーション機能が追加された一方で、DIY水冷との互換性は省略された。とは言え、最近ではDIY水冷の選択肢も増え、オールインワン型水冷とは完全に棲み分けができているので、大きな問題にはならないだろう

しかしながら、人気モデルの「Define R6」や新型「Define 7」は最大級の大型ラジエターを無理なく運用できるPCケースとして人気であり、その中にはガラスパネルを装備した魅せるパリエーションを用意。さらに「Vector RS」のような魅せるPCケースとしての新解答もリリースされるなど、アドレサブルRGBで自己主張するオールインワン型水冷の投入もまた、既定路線だったと言える。

唐突に思えて決して“変節”ではない「Celsius+」シリーズ。ガラリと変わったデザインから、冷却性能や使い勝手に至るまで、あらためて丁寧に解説を進めていきたい。

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「Celsius+」シリーズでは、いずれもラジエターのサイズは240mm、280mm、360mmの3モデルがラインナップ
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最新の冷却エンジン採用。モード切り替えも可能な「Celsius+」シリーズ

まずは「Celsius+」シリーズの概要からチェックしていこう。2本柱のラインナップは先に触れた通りで、“光らない”「Celsius+ Dynamic」は冷却ファンに「Dynamic X2」、アドレサブルRGB対応の「Celsius+ Prisma」は「Prisma ARGB」をそれぞれ採用。ラジエターサイズは、240mm/280mm/360mmの3種類だ。今回はその中から、「Celsius+ Prisma」の360mmラジエターモデル「Celsius+ S36 Prisma」を借り受け、検証を行っていく。

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360mmラジエターと120mm口径のアドレサブルRGBファン「Prisma ARGB」を3基搭載するシリーズ最上位モデル「Celsius+ S36 Prisma」

ヘッドにアドレサブルRGB LEDが輝くウォーターブロックには、従来から設計を一新した第6世代の冷却エンジンを内蔵。水冷ポンプが一体化しており、ポンプヘッドを回転することで、インテリジェントな温度制御により、冷却性能と静音性のバランスを取る「AUTOモード」と、正確なマニュアル制御ができる「PWMモード」を切り替える「モード切り替え機能」を備えている。

チューブには、柔軟性に優れ摩耗の少ないナイロン製編組スリーブ付きの低浸透性ゴムチューブを採用。ラジエター部にケーブルを集約できる、前作で好評だったPWMファンハブには、新たにアドレサブルRGB LEDハブ機能が追加された。

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ラジエターのファンハブには、アドレサブルRGB LED端子が新たに追加されている

なお対応プラットフォームは、Intel LGA1150/1151/1155/1156/1366/2011/2011-3/2066、AMD Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/AM4/FM1/FM2/FM2+/TR4。オーバークロックCPUの冷却はもちろん、大規模メニーコアCPUのRyzen Threadripperにも対応している。

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製品画像が大きくデザインされたパッケージ。サイズは実測で、横約470mm、縦約180mm、奥行き約145mm
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Fractal Design「Celsius+ S36 Prisma」の外観チェック
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