2026.09.18 08:00 更新
2026.09.17 配信
Thermal Grizzly Holding GmbH(本社:ドイツ)は2026年9月17日(現地時間)、MSI GeForce RTX 5090搭載グラフィックスカードに対応するフルカバー水冷ブロック「DeltaMate GPU Block – SUPRIM RTX 5090」(型番:TG-DM-GPU-003)を発表した。
同社の「DeltaMate」シリーズでは第3弾となるGPU水冷ブロックで、GPU、VRAM、VRMをまとめて冷却可能。ドイツ国内で製造され、公式オンラインショップにおける希望小売価格は税込549.90ユーロで、公式オンラインショップでは643.38ドルと表記されている。
冷却部は、GPUを受け持つCore Coldplateと、ビデオメモリおよび電源回路を受け持つVRM/VRAM Coldplateを組み合わせたデュアルコールドプレート構造。いずれも銅製で、精密加工後にニッケルメッキが施されている。
GPU側のコールドプレートには、フィン幅0.2mmのUltra-High-Performanceマイクロフィンを採用。最適化された流路設計と広い表面積により、冷却液への効率的な熱伝達を実現するという。
特徴的なのが、対応グラフィックスカードと同じ基板レイアウトを再現したスペーサー基板「The Oracle」の付属だ。高価なグラフィックスカードを分解する前に、水冷ブロックの位置や適合性を確認可能。取り付け時にはネジや熱伝導材の配置を示すテンプレートとして利用でき、空冷クーラーへ戻す際の参考にもなる。
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| 対応カードの基板レイアウトを再現した「The Oracle」PCB。水冷ブロック装着前の位置確認や、ネジおよびサーマルパッドの配置確認に利用できる |
筐体はブラックアルマイト処理を施したアルミ製で、RGB LEDにより発光するホウケイ酸ガラス製ウィンドウを装備。ライティングはマザーボードの3ピンARGBコネクタから制御できる。
標準で1入力/1出力のG1/4インチポートを備えた真鍮製Direct Terminalを搭載し、オプションとして上下に2入力/2出力を備える「Through Terminal」も用意。熱伝導材として「TG Duronaut」6g、「TG Putty Advance」30g、「TG Minus Pad Advance」の1mm厚および2mm厚などが付属する。なお、冷却液がアルミニウムに接触するラジエーターなど、アルミ製の水冷パーツとの併用は非推奨とされている。
対応グラフィックスカードは、「MSI GeForce RTX 5090 32G VANGUARD SOC」「MSI GeForce RTX 5090 32G VANGUARD SOC Launch Edition」「MSI GeForce RTX 5090 32G GAMING TRIO OC」「MSI GeForce RTX 5090 32G SUPRIM SOC(MS-V530 Ver.2.1)」「MSI GeForce RTX 5090 32G SUPRIM LIQUID SOC(MS-V530 Ver.2.1)」の5モデル。
本体寸法は幅135mm、奥行き247mm、高さ28mm、重量は2,370g。厚さは1.5スロットで、冷却液容量は54ml。
文: 編集部 松枝 清顕
Thermal Grizzly Holding GmbH: https://www.thermal-grizzly.com/

