エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1706
2026.11.02 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
「CVN Graphical User Interface BIOS」には、標準設定の「Default mode」に加え、パフォーマンスを重視した「Performance」、消費電力を抑える「Energy Save」を選択できるワンクリックチューニング機能「EZ OC」が用意されている。そこでテストの最後は、各モードに切り替えた際の挙動や性能の違いをチェックしていこう。
|
|
|
|
|
|
|
標準の「Default mode」とクロック重視の「Performance」では、パフォーマンスや消費電力に目立った差は見られず、常用環境における「Default mode」の完成度の高さがうかがえる結果となった。
一方「Energy Save」では、「Cinebench」シリーズのスコアが「Default mode」から最大で約3割低下しており、CPUの動作クロックを抑制して動作している様子が確認できる。その分、高負荷時の消費電力は「Default mode」から210W以上も低下した。グラフィックスカードの影響が大きい「FF14」でも約47W低下しており、性能低下を伴うものの、消費電力の削減効果は大きい。熱が籠もりやすいコンパクトなMini-ITXケースにおいて、発熱と消費電力を極力抑えて運用したい場合には、有効なチューニングになるだろう。
久しぶりにいわゆる4大マザーボードメーカー以外の製品を検証してきた。専用ユーティリティーの挙動や、近年のトレンドである利便性を追求した設計という点では、若干気になる部分もある。
しかし、LGA1851最上位となるCore Ultra 9 285Kの安定動作を支える手堅い電源回路や冷却機構、そしてDDR5-8000の高クロックメモリもXMPプロファイルの適用のみでスムーズに動作するなど、ハードウェアとしてのポテンシャルの高さを感じることができた。
|
さらにIntel B860搭載のゲーミングMini-ITXマザーボードとして手頃な実売価格を実現しながら、PCI Express 5.0(x16)スロットへの対応や、2.5ギガビットLANとWi-Fi 6Eによる充実したネットワーク機能など、押さえるべきポイントも的確に網羅している。コストを抑えつつ小型ゲーミングPCを構築したいユーザーにとって、有力な選択肢のひとつになるだろう。
提供:CFD販売株式会社
Colorful

