エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1703
2026.10.26 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
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Thermal Grizzly「WireView Pro II – Noctua Edition」(Normal / 型番:TG-WV-P2-H19N-NF) 製品情報(Thermal Grizzly / Noctua) |
12V-2×6および12VHPWRコネクタを監視できるデバイスとして、秋葉原のパーツショップでは初回入荷分が即完売になるなど話題を呼んだ「WireView Pro II」。その高精度なモニタリング機能はそのままに、Noctuaとのコラボレーションにより冷却性能と静音性を強化したのが今回の主役である「WireView Pro II Noctua Edition」だ。今年6月に開催された「COMPUTEX 2026」のThermal Grizzlyブースではプロトタイプが披露され、大きな注目を集めていた。
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| 「COMPUTEX 2026」のThermal Grizzlyブースで展示されていたプロトタイプモデル。パッと見た感じは製品版との違いはなく、ほぼ完成品に近い状態だったことが伺える |
本体には解像度320×170ドットのIPSカラーディスプレイを備え、グラフィックスカードと電源ケーブルの間に装着することで、全体の消費電力や温度に加え、12V-2×6コネクタの各端子を流れる電流などを個別に測定可能。ピンごとの負荷の偏りや接触不良の兆候を早期に検知し、コネクタ部の過熱や焼損といったリスクを低減できる。
さらにあらかじめ設定したしきい値を超えると画面表示とアラーム音で警告を発するほか、付属のスプリッターケーブルを使用すればPCの電源スイッチと連動し、異常発生時にシステムを自動でシャットダウンしてくれる。
また、製品には外部温度センサーが2本付属し、任意の箇所に貼り付けて温度を監視できるほか、USB Type-C経由でのファームウェア更新や、専用ソフトウェアを用いた詳細設定、内部ログの取得にも対応している。
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| Noctuaの40mmファン「NF-A4x10n」を搭載。小型の筐体に収めるためフレームは省略されており、温度がしきい値を超えるまでは回転を停止するセミファンレス駆動に対応する |
そして冷却には、アルミニウム筐体による一体型のヒートシンク構造とフレームレス仕様のNoctua製40mmファン「NF-A4x10n」を組み合わせたセミファンレス機構を採用。従来モデル(30mm)からファンサイズが大型化された一方、冷却ファンの回転数は最大5,000rpmから2,000rpm未満へと抑えられており、コネクタ部の温度上昇を緩和しながら静音動作を可能にしている。
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ブラックとNoctuaの象徴であるブラウンにカラーリングされたパッケージ。サイズは実測で幅約110mm、奥行き約104mm、高さ約86mmと手のひらに収まるコンパクトさだ |
製品ラインナップは、12V-2×6コネクタのレイアウトやVGAクーラー、バックプレートなどとの物理的な干渉をクリアするため、今回検証で使用する「Normal」と、背面コネクタの向きが逆になった「Reversed」の2モデルが用意されている。
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| 「Normal」モデルでは、「サイドバンド信号」用の4ピンコネクタが本体上側に、固定ラッチが下側に配置されている | |
製品サイトには互換性リストが用意されているため、導入を検討している場合には事前に必ず確認しておこう。なお、国内では正規代理店であるTechAceの直販サイトで販売がスタートしており、価格は税込38,800円だ。

