エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1679
2026.07.25 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
ここからは各種パーツを用意し、2800Xへの組み込み作業を進めていこう。CORSAIRの製品サイトでは、一般的な取扱説明書とは大きく異なる、充実したWebマニュアル(ガイド)が公開されている。本稿ではその内容を踏まえながら、実際の作業で気が付いたポイントや注意点、搭載後の周辺クリアランスなど、マニュアルだけでは分からない部分まで詳しく解説していく。
組み込みセッションのはじめは、マザーボードを搭載してみる。検証にはMicroATX規格(243.84 × 243.84mm)の、MSI「B850M GAMING PLUS WIFI」を用意した。
搭載手順は、出荷時よりマザーボードトレイに取り付けられているスタンドオフ(うち1本はガイドピン)へ、マザーボードの固定穴(マウンティングホール)を合わせ、付属の「マザーボード / HDD用ネジ」で固定する。2800XはMicroATX対応のミニタワーPCケースだが、強化ガラス製フロントパネルを取り外すことで前面が大きく開放されるため、マザーボードの搭載作業はスムーズに行うことができた。
なお、マザーボード搭載後の周辺クリアランスは、トップパネルまで約60mm、フロントパネル内側まで約175mm、PSUシュラウドまで約10mmだった。
マザーボードを搭載したところで、CPUクーラーの有効スペースを計測してみよう。CPUクーラー用に確保されたクリアランスは170mmとされる。計測ではCPU上にレーザー距離計を設置し、左サイドパネル内側に貼り付けたマーカーまでの距離を測定した。結果は172mmで、公称値とほぼ一致する結果だった。
ミニタワーPCケースながら本体幅は232mmを確保しており、内部スペースにも余裕がある。AIO水冷クーラーのウォーターブロックはもちろん、多くの大型空冷CPUクーラーにも対応できるだろう。
続いて、マザーボードトレイ背面からCPUクーラーメンテナンスホールのサイズを計測する。カットアウト部は実測で幅約175mm、高さ約115mm(いずれも最大部)だった。
次に電源ユニットを搭載してみよう。内部構造セッションでも触れた通り、2800Xはコネクタを側面に配置したCORSAIR SHIFTシリーズをサポート。そこで搭載テストにはCORSAIR「HX1000i SHIFT」(型番:CP-9020265-JP)を用意した。ボディサイズは奥行き180mmのロングタイプだが、奥行き200mmまでの搭載スペースを確保しているため、余裕を持って搭載できる。
固定方法はオーソドックスで、後方のハンドスクリュー2本で位置決めを行い、付属のインチネジ2本で本固定する。なお、搭載後にPSUシュラウドまでのクリアランスを計測すると、約80mmの余裕を確認。ケーブルの取り回しにも十分なスペースが確保されている。
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| CORSAIR「HX1000i SHIFT」搭載後の右側面クリアランスを計測すると約35mmを残した |
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| 電源ユニット搭載後のPSUシュラウド天板スルーホールをチェック。若干狭くはなるものの、各コネクタを通すだけの開口部は確保できていた |
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| 電源ユニット搭載後のボトム面をチェック。通気孔ではなく完全にカットされているため吸気効率は良さそうだ |
