エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1675
2026.07.05 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
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「AORUS RTX 5060 Ti AI BOX」にはグラフィックスカード分野の冷却技術を導入した「WINDFORCE冷却システム」が組み込まれており、冷却性能の高さもウリとなっている。そこで実際に負荷がかかった際の挙動を確かめるため、ストレステストの「3DMark Speed Way Stress Test」を実行。各種ステータスを「HWiNFO」で計測した。((室温25℃)
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動作クロックは公称値を上回る2,700MHzを安定してキープしていたほか、GPU温度が80℃に達することはなく、GeForce RTX 5060 Tiを問題なく冷却できている。また、ファン回転数も2,400rpm前後と余裕があり、デジタル騒音計による騒音値の計測でも最大43.2dBAに留まっていた。「WINDFORCE冷却システム」は、GeForce RTX 5060 Tiのパフォーマンスを最大限に発揮させつつ静粛な動作を可能にする、極めて優秀な冷却機構だ。
最後は「AORUS RTX 5060 Ti AI BOX」を接続した際の消費電力をチェックし、各種検証を締めくくろう。ストレステストの「3DMark Steel Nomad Stress Test」を動作させた際を高負荷時、起動後10分間何もせず放置した際の最低値をアイドル時として、「GV-N506TIXEB-16GD」未接続時と合わせてワットチェッカーで計測を行った。
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「AORUS RTX 5060 Ti AI BOX」接続時の消費電力は最大256Wであり、付属する330WのACアダプタで問題なくまかなえる範囲だ。ノートPC単体使用時からの電力増も64Wと、パフォーマンス向上の恩恵を考慮すれば十分許容できる。基本的にノートPCに接続して使用する場合、ノートPC側のACアダプタは必要なく、「AORUS RTX 5060 Ti AI BOX」からの給電のみで問題なさそうだ。
完成品の外付けGPUユニットとしては高性能なGeForce RTX 5060 Tiを搭載しつつ、持ち運べる小型筐体を採用した「AORUS RTX 5060 Ti AI BOX」は、想像以上に使い勝手がよかった。
パフォーマンス面では、マルチフレーム生成に対応したDLSSを活用することで、重量級ゲームも快適に動かせる実力がある。高速なThunderbolt 5での接続により、内蔵グラフィイックスカードとほぼ変わらないパフォーマンスが出ていた点にも驚かされた。
また、16GBのビデオメモリを搭載しているためメモリ不足に悩まされることもなく、タイトル次第では4K解像度でのプレイも十分に可能。軽量モデルのAI処理においても実力を発揮してくれるはずだ。
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さらにノートPCを組み合わせる場合、電源を「AORUS RTX 5060 Ti AI BOX」側に一本化できる点もメリットが大きい。周辺機器を接続できるドッキングステーションとしての機能も備え、ノートPCやミニPCのパフォーマンスと拡張性を大幅に向上させてくれる。
そして確かな冷却性能による静粛な動作もトピックで、およそ運用上の隙がない。性能が限定的だったり(性能が十分でも)サイズ感に難があるといった、従来の外付けGPUユニットの課題が見事に解消。扱いやすさの面でピカイチの外付けGPUユニットだ。
提供:GIGABYTE TECHNOLOGY

