エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1575
2025.08.07 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
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「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」ベンチマークを使って、ゲームのロード時間を確認しておこう。なおテストは5回実行し、その最大値と最小値を除外した3回分のテスト結果の平均値を結果としている。
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すべてのシーンで2TBのほうが高速だが、1TBとの差はごくわずか。また合計ロード時間は7秒前半で、さすがにPCI Express 5.0(x4)モデルや、PCI Express 4.0(x4)モデルでも7,000MB/sを超えるようなハイエンドには敵わないが、PCI Express 4.0(x4)のミドルレンジモデルには十分対抗できる性能を発揮している。
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これまで外付けSSDケースで使用されるインターフェイスは、高速なものでもUSB 3.2 Gen 2×2(一部Thunderbolt 3はあるものの)だったため、内蔵するSSDはPCI Express 3.0(x4)接続のもので問題がなかった。しかし、AMD 800シリーズやIntel 800シリーズの最新チップセットで追加されたUSB4/Thunderbolt 4では帯域幅が40Gbpsに拡張され、その性能を引き出すにはPCI Express 4.0(x4)SSDが必要になる。そこで今回はUSB4対応ケースを用意して、AGI「AI818」シリーズと、シーケンシャル読込3,400MB/s、書込2,000MB/sのPCI Express 3.0(x4)SSDを使い、どの程度性能に差が出るのか確かめてみることにした。
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| 1TBの「CrystalDiskMark 9.0.1」 | 2TBの「CrystalDiskMark 9.0.1」 |
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| PCI Express 3.0(x4)接続の「CrystalDiskMark 9.0.1」 |
PCI Express 3.0(x4)接続のSSDでは、読込約3,060MB/s、書込約1,850MB/sなのに対して、1TBモデルでは読込約3,680MB/s、書込約2,890MB/s、2TBモデルでは読込約3,680MB/s、書込約3,800MB/sで、USB4の限界に近い性能を発揮することができている。
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また合計約130GBの動画ファイルのコピー時間を確認したところ、PCI Express 3.0(x4)接続のSSDでは約77秒かかっていたのに対して、1TBモデルでは約59秒、2TBモデルでは約53秒まで短縮された。外付けSSDケースと言えば、換装によって余ったSSDを再利用するイメージが強かったが、USB4/Thunderbolt 4に対応した製品を使用する場合には、AGI「AI818」のようなPCI Express 4.0(x4)を別途用意したほうがいいだろう。
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テストセッションのラストは「AI818」の発熱をチェックしていこう。負荷テストには「CrystalDiskMark 9.0.1」をデータサイズ64GiBにして、5回連続で実行し、ヒートシンクなしの状態とASUS「TUF GAMING X870-PLUS WIFI」の標準ヒートシンクを搭載した状態で計測を行った。
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| テスト1回目の「CrystalDiskMark 9.0.1」の結果 | テスト3回目の「CrystalDiskMark 9.0.1」の結果 |
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| アイドル時のサーモグラフィ | 高負荷時のサーモグラフィ |
ヒートシンクなしの状態では、テスト開始直後から一気に温度が上昇していき、1回目のテスト中に105℃に達してサーマルスロットリングが発生する。その後はサーマルスロットリングによって温度上昇が抑えられているが、高負荷状態が長時間続く処理を行う場合にはヒートシンク無しでの運用は控えたほうがよいだろう。
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| テスト1回目の「CrystalDiskMark 9.0.1」の結果 | テスト3回目の「CrystalDiskMark 9.0.1」の結果 |
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| アイドル時のサーモグラフィ | 高負荷時時のサーモグラフィ |
一方、ASUS「TUF GAMING X870-PLUS WIFI」に実装されているヒートシンクを組み合わせることで最大温度は約25℃も低下した。サーマルスロットリングによる速度低下もなく、小型のヒートシンクを追加するだけで発熱を完全に押さえ込むことができる。
PCI Express 4.0(x4)接続のSSDとしては最安クラスの製品ながら、シーケンシャルアクセスは1TBモデルでも最大約4,900MB/s、2TBモデルは最大約5,300MB/sで、ミドルレンジクラスの製品に匹敵する。これだけの性能が出ていればSATA 3.0 SSDやPCI Express 3.0(x4) SSDからのアップグレードならその違いを実感できる。
やや発熱が多いところは気になるものの、近頃ではエントリーマザーボードでもM.2ヒートシンクが標準装備されていることから、デスクトップPCで運用するのであれば大きな問題にならないだろう。
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USB4やThunderbolt 4接続の外付けケースとの組み合わせもおすすめだ。冷却性能に優れた外付けケースに収めれば、特に2TBモデルでは読込はもちろん書込時もインターフェイス性能を限界まで発揮できる。そのため、外出先でも大容量データをスムーズに扱える。たとえば4K動画素材や大量のRAWデータといった重いファイルでも、待ち時間を大幅に短縮できるのは大きな利点だ。
提供:Agile Gear International(AGI)
株式会社アスク

