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最終更新日 2026年7月19日 8:03

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トップ > レビュー > 特別企画

台湾某大手メーカーテクニカルマネージャー vs 編集部 / エルミタ的対談企画

台湾自作PC業界の今を聞いてみた。
~「Lynnfield超フライング事件」「SSDの今後」~

2009.11.24 更新

文:GDM編集部

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台湾 台湾自作PC事情を聞いてみた

SSD価格が自作PC市場を激変させる。2010年がポイントに?

SSDは毎週たくさんのメーカーからリリースされ続けている

  • 編集部:
    前回の対談は今年の8月でした。早いもので3ヶ月が経過しましたが、テクノロジー相手のPC業界だけに、進化するスピードがやはり速く、その間多くの新製品が出ましたね。
     台湾の事情にも変化があったと思いますが、もう一度ここでSSD事情をお伺いします。前回の質問で、台湾ではあまり売れていないと聞きましたが現在はどうでしょうか。
  • Patrick
    あまり変化は無いようです。その間SSDもたくさんのモデルがリリースされていますが、相変わらずと言った感じですね。
  • 編集部:
    再度確認しますが、注目はされているんですよね?
  • Patrick
    もちろんです。私も先日TOSHIBAのネットブックを購入し、OCZ Agility 120GBを載せてみましたが速いですね、本当に。みんなに羨ましがられますよ(笑)。
  • 編集部:
    やっぱり価格なんでしょうかねぇ。
  • Patrick
    台湾の自作ユーザーは価格に敏感だという話は以前しましたが、3ヶ月の間で劇的に価格が下落したという事はありません。製品はたくさん出ていますが、みな静観しているといった状況ですね。
  • 編集部:
    OCZといえば、つい先日著名なPCサイトである「X-bit labs」に興味深い記事が掲載されていました。OCZのCEOであるRyan Petersen氏がインタビューの中で、向こう5年以内にSSDの価格はハードディスクと同等になると予測しています。今から5年後といえば2014年という事になりますが、これをどう見ますか?ちなみにIntelのSSDも来年7月には40%値下げという噂も、、、
  • Patrick
    そういう意見は業界内では囁かれています。ただし台湾業界ではもう少し早い時期にGB単価が同等または逆転するのではないかと。
  • 編集部:
    というと、2010年とか?
  • Patrick
    あるかもしれません。でもこれは日本の自作ユーザー次第かもしれませんよ。
  • 編集部:
    日本が価格を左右させているという事ですか?
  • Patrick
    先日PhotoFastの関係者と話す機会がありました。断言していましたが、SSDの一番の顧客は日本であると。
  • 編集部:
    世界的に見ても確かにそうかもしれませんね。
  • Patrick
    いつお話したか忘れましたが、NANDフラッシュの単価やコントローラー、さらにキャッシュメモリの単価は安いはずだと仰ってましたよね?
  • 編集部:
    はい。
  • Patrick
    確かに固体としてのコストはハードディスクやマザーボード等に比べて格段にパーツ点数も少なく、安いはずです。しかしながら現在のプライスタグが付けられる理由は開発費にあり、現在はその部分を消化している段階と言えます。
  • 編集部:
    説得力がありますね。
  • Patrick
    世界的に多くの自作ユーザーが買えばその開発費が分担できるので、もっと早い段階で本来の製造コストのみで売価が確定するようになると思いますが、現在は日本独特のSSDブームというレベルでは数年かかってしまうはずです。
     ハードディスクもメモリも自作が始まった初期の頃はとんでもなく高いものでした。そこから現在の価格に落ち着くまでに数年を要しました。SSDにも同じ事が言えるわけですが、さすがにそこまでの時間は掛からないでしょう。
  • 編集部:
    確かにハードディスクやメモリは驚くほど高価でしたからね。大枚はたいて買いましたよねぇ1990年後半などは。
  • Patrick
    また台湾の掲示板での声ですが、SSDが欲しい台湾のユーザーはもっと日本のユーザーにたくさんSSDを買って欲しいと言っています。皮肉ですが、日本のユーザーが現在の価格でも大いに注目している事から、世界一のSSD購入国となって早く開発費を負担してくれというメッセージですね(苦笑)。
  • 編集部:
    そんな事言わないで、台湾のユーザーも協力してくださいよ(笑)。
  • Patrick
    僕に言われても困ります(苦笑)。

CPU市場占有率。シェア70%台維持で取れるバランス感覚

  • 編集部:
    先日IDCが2009年Q3のCPU市場占有率を発表しました。これによると、デスクトップ用セグメントではIntelが72.2%(+2.0%)、AMDが27.4%(-1.9%)、VIAが0.3%です。またネットブックの成長が続くモバイルセグメントでは、Intelが88%ものシェアを取っています。
  • Patrick
    Intelは強いですね。台湾市場でも同じです。
  • 編集部:
    ネットブックは現在も好調で、中国製造向けにAtomがかなり出荷されているようですね。ただし出荷数はUpしつつも利益が7%減っています。ちなみに秋葉原の主要ショップ6店舗にIntelとAMDの比率を聞いてみました。
秋葉原主要PCパーツショップCPU占有比較(Intel:AMD) 11月11日調査
店舗A
(7:3)
店舗B
(6:4)
店舗C
(7:3)
店舗D
(7:3)
店舗E
(6:4)
店舗F
(7:3)
  • 編集部:
    細かい数字はともかく、CPUの市場占有率はデータを見なくても感覚的にみんなほぼ同じ割合の認識を持っていますね。
  • Patrick
    一時期AMDが現在よりも強い時期がありました。
  • 編集部:
    自作市場的にはPrescotto登場後あたりでしょうか。ただしメーカー製PCでは、どんなコアになろうともIntelが強い事には間違いありません。これが続く限り逆転はあり得ないとは言い過ぎでは無いと思います。
     以前興味深い話を聞いたことがあります。Intelは100%を目指してはいないんですね。ライバル会社が(AMD/VIA)が存在するから市場バランスが取れる。独占禁止法に関する難しい話はさておき、他社が20%台であれば健康な状態で、30%以上になると攻勢を掛ける(笑)。CPUだけでなく、純正マザーボードも同じで、以前ちょっと売れ過ぎちゃった事があったため、わざわざ日本語マニュアルを外して出荷調整をしたくらいです。
  • Patrick
    なかなか面白い話ですね。
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