2026.09.23 00:00 更新
2026.09.21 配信
MediaTek(本社:台湾・新竹市)は2026年9月21日(現地時間)、Googlebook向けSoC「Dimensity CX C10 Max」を発表した。ノートPC向けに展開する新ブランド「Dimensity Compute Experiences(CX)」の第1弾で、プレミアムクラスの薄型Googlebookへの搭載を想定する。
TSMCの第2世代3nmプロセスで製造され、CPUには高性能コアのみで構成する「All Big Core」設計を採用。最大3.73GHz動作のArm Cortex-X925 ×1、Cortex-X4 ×3、Cortex-A720 ×4による8コア構成で、12MBのL3キャッシュと10MBのシステムレベルキャッシュを内蔵する。
GPUは11コアの「Arm Immortalis-G925 MC11」を統合。4K/60fpsの10bit AV1、VP9、HEVC、AVCデコードなどに対応し、内蔵ディスプレイは最大4K/60Hz、外部出力では最大2画面の4K表示をサポートする。
AI処理を担う第8世代NPU「MediaTek NPU 890」は、最大55TOPSの演算性能を実現。GooglebookのGemini Intelligenceを想定して設計され、生成AIやエージェント型AI、リアルタイム文字起こし、要約処理などを端末上で実行できる。クラウドへのデータ送信を抑えることで、応答速度とプライバシーの向上も図った。
メモリは最大9,600MbpsのLPDDR5X、ストレージはUFS 4.0に対応。カメラ用ISPには最大3,200万画素をサポートする「MediaTek Imagiq 1090」を搭載し、HDR動画や電子式手ブレ補正、オートズーム、被写体を追従するフォーカス機能などを利用できる。
ネットワーク機能は最大7.3GbpsのWi-Fi 7に対応。プラットフォーム自体はデュアルエンジン仕様のBluetooth 6.0をサポートするが、MediaTekの注記によるとGooglebookではBluetooth 6.0を利用できない。
文: 編集部 松枝 清顕
MediaTek: https://www.mediatek.com/ja-jp/

