エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1523
2025.03.29 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
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オープンワールド型アクションRPG「Cyberpunk 2077:Phantom Liberty」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「クイックプリセット」は「レイトレーシング:オーバードライブ」、「解像度スケーリング」は「NVIDIA DLSS Super Resolution」、「Frame Generation」は「DLSS Frame Generation」、「DLSS Multi Frame Generation」は「x4」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行っている。
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今回は最も重い設定で計測を行っているが、4K解像度でもフレームレートは90fpsを超え、DLSS4で新たに追加されたマルチフレーム生成機能の効果は圧倒的だ。実際のベンチマークでも映像は滑らかに再現できており、「GeForce RTX 5070 GAMING OC 12G」なら4K解像度でも画質に妥協する必要はないだろう。
ゲーム系ベンチマークのラストはモンスターハンターシリーズ最新作「モンスターハンターワイルズ」のベンチマーク結果を確認していこう。「グラフィックプリセット」は「ウルトラ」、「アップスケーリング」は「NVIDIA DLSS」、「フレーム生成」は「ON」、「アップスケーリングモード」は「バランス」、「レイトレーシング」は「高」で、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
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判定はフルHD解像度で最高の「非常に快適にプレイできます」、WQHD解像度や4K解像度でも上から2番目の「快適にプレイできます」を獲得した。フレームレートも4K解像度が77.86fps、WQHD解像度が106.82fps、フルHD解像度が123.95fpsで、4K解像度でも最高画質でストレスなくゲームを楽しめる。
ゲームのベンチマークが一段落したところで、消費電力をチェックしておこう。アイドル時は起動直後10分間放置した際の最低値を、高負荷時は「Steel Nomad Stress Test」を動かした際の最大値を採用している。
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高負荷時でも350Wを超えることはなく、電源ユニットへの負荷はそれほど大きくない。GIGABYTEが指定する通り750W以上の電源ユニットであれば、CPUとGPUの両方に高負荷がかかる状況でも電源容量が不足することはないだろう。