エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1523
2025.03.29 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
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続いて、APIにDirectX 12を使用する4K解像度の最新ベンチマーク「Steel Nomad」のスコアを確認していこう。
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GeForce RTX 5070ではメモリバス幅が192bitに制限されているため、総合スコアは4,997、フレームレートは49.98fpsに留まる。シングルプレイでは問題ないが、マルチプレイで重量級のゲームを4K解像度でプレイする場合には、超解像技術を併用したり、画質の調整が必要になるものもありそうだ。
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続いてDirectX 12を使用する定番ベンチマーク「Time Spy」のスコアを確認していこう。なおプリセットは「Time Spy」と「Time Spy Extreme」の両方で計測を行っている。
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4K解像度の「Time Spy Extreme」のGraphics scoreは10,665、フレームレートもGraphics test 2で60fpsを超え、マルチプレイでの動作でも全く問題なし。さらにWQHD解像度の「Time Spy」ではGraphics scoreが22,090、フレームレートは120fpsを上回り、144Hzクラスの高リフレッシュレートディスプレイとの組み合わせも十分視野に入るパフォーマンスを発揮する。
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「3DMark」系ベンチマークのラストは、APIにDirectX 11を使用する旧世代のラスタライズテスト「Fire Strike」のスコアを確認しておこう。なおプリセットは「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類全てで計測を行っている。
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GeForce RTX 50シリーズはDirectX 12に比べて、DirectX 11をやや苦手にしているため4K解像度の「Fire Strike Ultra」では、Graphics scoreが14,682、Graphics test 2のフレームレートは約55fpsに留まる。しかし、WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」では、それぞれ28,952と約105fps、フルHD解像度の「Fire Strike」では57,747と約225fpsで、やはり高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを組み合わせたい。