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最終更新日 2021年3月7日 0:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.937

空冷CPUクーラーのダークホース、Deepcool「AS500」の冷却性能を知る

2020.11.27 更新

文:撮影:松枝 清顕(解説)/ 検証セッション:池西 樹

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CPUクーラー Deepcool

DeepCool「AS500」外観デザインチェック

ここからはパッケージより本体を取り出し、実機に触れながら外観デザインよりチェックを開始しよう。受熱ベース部から立ち上がるφ6mmヒートパイプ5本が、アルミニウム製放熱フィンに貫通。DeepCool曰く”シングルタワー”のサイドフロー型CPUクーラーを形作っている。

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冒頭でも触れたとおり、「AS500」が採用するナロー型放熱フィンは、隣接するメモリスロットの上空エリアを確保する事が主たる目的で、ヒートスプレッダ付きのオーバークロックメモリとの共存を可能としている。そもそもハイエンド志向を謳うCPUクーラーがメモリに干渉し、基板むき出しのオーソドックスなメモリしかサポートしないというアンバランスさに、誰もが違和感を覚えただろう(一部放熱フィンカットで回避している製品もアリ)。近頃多くのサイドフロー型CPUクーラーがナロー型放熱フィンである理由はそこで、大型ヒートシンク採用のCPUクーラーにとっては、耳の痛い話である事は間違いない。

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受熱ベースから放熱フィン最下段までの距離は公称42mm。受熱ベースから伸びる5本のヒートパイプは、放熱フィンをシッカリと支えている
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140mmファンはワイヤークリップ留めで、放熱フィンに隙間無く密着。なお背面への冷却ファン増設を可能にするワイヤークリップも付属している

合計56枚の放熱フィンで構成されたヒートシンク

次に冷却ファンを一旦取り外し、ヒートシンクにフォーカスしてみよう。ニッケルメッキ処理が施されたアルミニウム製放熱フィンは、合計56枚で構成。受熱ベース底面から42mm上から積み重なる放熱フィンは幅48mmで、25mm厚の140mm冷却ファンを搭載しても、隣接するメモリスロットにははみ出さない。

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手に取り細部を見ても工作精度に問題はなく、非常に洗練されている事が分かる。Deepcoolの製品と言えば、エルミタでは2019年9月にツインタワー型デュアルファン仕様のサイドフロー型CPUクーラー「ASSASSIN III」(型番:DP-GS-MCH7-ASN-3)を取り上げているが、ハイエンド志向のDeepcool製品は一段クオリティが高く製造されているように感じる。以前のように価格勝負という印象は薄れ、キチンとした製品で勝負しようというブランド意識が製品によく表れている。

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なお気になっていたヒートシンク最上部カバーの正体だが、冷却性能だけに飽き足りず、LEDライティングの付加価値をプラスしたギミック。ブラックのトップカバーと光を拡散させる乳白色のプレートで構成され、内部にはアドレサブルRGB LEDを内蔵。付属のコントローラーによる光の設定をはじめ、対応マザーボードにA-RGBコネクタケーブルを挿す事で、イルミネーション機能の同期ができる。

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アドレサブルRGB LEDの仕様は、コネクタタイプが3pin(+5V-D-G)、定格電圧DC5V、消費電力1.4W。なお4pinコネクタへ変換できるアダプタが付属する
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受熱ベースとヒートパイプ
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