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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.821

最新VBIOSで大幅クロックアップ。ASUS「ROG-STRIX」のRX 5600 XTを試す

2020.01.25 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕

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AMD ASUS Radeon RX 5600 XT グラフィックスカード
2020年1月25日に国内発売が開始されたAMDの新ミドルレンジGPU Radeon RX 5600 XT。解禁直前に急遽VBIOSの更新がアナウンスされ、主要メーカーの製品は軒並み動作クロックが引き上げられることになった。その中でも特に高クロックチューニングが施されたASUSTeK Computer Inc.(ASUS/本社:台湾)の「ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMING」が今回の主役だ。静音性・冷却性能に定評のある巨大3連ファンクーラーと、高クロックチューニングが施された最新ミドルレンジの実力を早速堪能していこう。
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ASUS「ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMING」市場想定売価税抜44,000円前後(1月31日発売予定)
製品情報(ASUS)

“究極のフルHDゲーム環境”を謳う「Radeon RX 5600 XT」

本題に入る前に、まずは撮って出しレビュー初登場となるAMDの最新GPU「Radeon RX 5600 XT」について簡単に触れておこう。

製造プロセス7nm、AMDの最新アーキテクチャ「RDNA」を採用するGPUとしては、すでにハイエンド向けのRadeon RX 5700シリーズと、ミドルレンジ向けRadeon RX 5500 XTが登場しているが、その性能には約1.5倍もの開きがある。その性能ギャップを埋めるべく新たに投入されたのが「Radeon RX 5600 XT」だ。

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Radeon RX 5700とRadeon RX 5500 XTの性能ギャップを埋めるべく投入された「Radeon RX 5600 XT」。メモリ帯域はRadeon RX 5500 XTから約30%も向上している

ターゲットとする解像度はRadeon RX 5500 XTと同じフルHDだが、コンピュートユニットは36基、トランジスタ数は10.3億とされ、チップの規模はハイエンドのRadeon RX 5700と同等。メモリ周りはバス幅が256bit→192bitに、容量が8GB→6GBに削減されているものの、Radeon RX 5500 XTからは大幅に性能が向上。AAAクラスの重量級ゲームでも画質に一切妥協しない“究極のフルHDゲーム環境”を実現できるとしている。

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Radeon RX 5700と比較すると、メモリ周りの他、動作クロックも控えめ。その分TBP(Total Board Power)も180Wから150Wに30Wも低下している

また画面を先鋭化する「Radeon Image Sharpening」、素早い動きを検出した際に動的に解像度を下げることで、フレームレートを引き上げる「Radeon Boost」、入力遅延を抑える「Radeon Anti-Lag」などの独自機能に対応。さらに垂直同期技術は「AMD FreeSync Premium」をサポートし、リフレッシュレートが120Hzを超える高速液晶ディスプレイでも滑らかに表示できる。

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従来の「RDNA」アーキテクチャモデルと同じく、豊富なゲーマー向け機能が利用できる

なおAMDの公式発表による動作クロックはゲームクロックが1,375MHz、ブーストクロックが最大1,560MHz、メモリクロックが12Gbpsとされているが、主要メーカーの製品ではVBIOSの更新が行われ、動作クロックが大幅に引き上げられていることが多い。またバリエーションモデルとしてコンピュートユニット数を32基(ストリームプロセッサ数2,048基)に抑えた「Radeon RX 5600」が用意されているが、こちらはOEMメーカー専用で、グラフィックスカード単体としての発売は行われない予定だ。

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巨大3連ファンクーラーを搭載する「ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMING」

このRadeon RX 5600 XTを搭載するグラフィックスカードが、今回の主役である「ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMING」だ。ASUSのハイエンドゲーミング向け「ROG-STRIX」シリーズに属する製品で、3基の「Axial-techファン」と、基板全面を覆う大型のヒートシンクで構成される2.7スロット占有の巨大クーラーを搭載。さらに基板の歪みを防止するため、メタル製の強化フレームやバックプレートも標準装備する。

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以前詳細検証をお届けした「ROG-STRIX-RX5700XT-O8G-GAMING」と同じ、2.7スロット専有クーラーや、メタル製強化フレーム、バックプレートを搭載

またはんだ付けの工程を1回で完了して、コンポーネントの劣化を最小限に抑える自動化製造プロセス「Auto-Extreme Technology」や、厳選された高品質コンポーネント「Super Alloy Power II」、性能重視(P Mode)と静音重視(Q Mode)を選択できる「Dual BIOS」、対応システムと連携したイルミネーション機能「Aura Sync」、GPU温度と連動できるファンコネクタ「FanConnect II」などの独自機能に対応する。

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rog56xt_02_1024x768 「ROG」シリーズのロゴと製品の写真が大きくデザインされたパッケージ。サイズは実測で幅405mm、高さ233mm、奥行き89mmあり、ミドルレンジのグラフィックスカードとしてはかなり大きい

当初評価サンプルのクロックは、ゲームクロックが1,560MHz、ブーストクロックが最大1,620MHz、メモリクロックが12Gbpsだった。しかしその後送られてきた最新VBIOSにアップデートしたところゲームクロックが1,670MHz、ブーストクロックが最大1,750MHz、メモリクロックが14Gbpsへと大幅に向上していた。なお検証時点で対応する「GPU Tweak II」がダウンロードできなかったため、実際に確認はできていないがASUSの資料によれば「OC Mode」を選択するとブーストクロックは1,770MHzに引き上げられるという。

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VBIOS更新前(左)と更新後(右)の「GPU-Z 2.29.0」の結果。なお担当者に確認をしたところ、国内で販売される製品は初めから最新のVBIOSが適用された状態で出荷されるとのこと

最新VBIOSへのアップデートで、メモリ容量とメモリバス幅以外は上位モデルであるRadeon RX 5700とほぼ同等になった「ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMING」。実際にどの程度のパフォーマンスを発揮するのかは後半のテストセッションで明らかにしていく。

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「ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMING」の外観チェック
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