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最終更新日 2026年6月4日 1:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.161

省電力Opteronとベストマッチ。ASRock「990FX Extreme4」

2012.08.01 更新

文:GDM編集部 池西 樹

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ASRock マザーボード
 今や節電志向への関心の高さから、消費電力の高いCPUは、やや敬遠される傾向にある。そんな意向を汲みとってか、AMDから省電力を謳うSocket AM3+対応Opteronが コンシューマー向けに相次いで登場。やや停滞感の漂うAMD FXシリーズに変わって、コアなAMDファンを中心に注目を集めている。ただしサーバー向けCPUという性質上、正式対応を謳うマザーボードが少なく、さ らに自己責任となる点は少々残念。実際この点が気になって導入に二の足を踏んでしまうということもありそうだ。
 そこで今回は、ASRockの国内正規代理店であるマスタードシード株式会社(本社:東京都品川区)の協力により、Socket AM3+のハイエンドモデル「990FX Extreme4」を借り受け、気になる省電力CPU Opteronシリーズとの組み合わせを試して見ることにした。

AMD 990FX+SB950構成のSocket AM3+対応ハイエンドモデル「990FX Extreme4」

990FX Extreme4

ヒートパイプ搭載の大型ヒートシンクやゴールドコンデンサなどハイエンドらしい装備を備えた「990FX Extreme4」

「990FX Extreme4」はASRock製Socket AM3+対応マザーボードのハイエンドモデル。実際より上位に位置する「Fatal1ty 990FX Professional」がゲーマー向けだけに、一般ユースにおけるフラグシップモデルとみていいだろう。
 ノースブリッジにはPCI-Express2.0を42レーン備えるAMD 990FXが採用され、PCI-Express2.0(x16)×2によるフルレーンSLI/CrossFireX環境の構築が可能。さらにサウスブリッジにはSATA3.0(6Gbps)を6ポート搭載するSB950が組み合わされ、RAIDレベルは0/1/0+1/5/JBODを選択できる。
 また電源周りはデジタル制御による8+2フェーズ構成で、高い電力が必要なAMD FXを強力にサポート。コンデンサにはASRockお得意のゴールドコーティング済み日本メーカー製固体コンデンサが採用され、定格のみならずオーバークロック運用でも安定かつ長寿命動作が期待できる。
 次にインターフェイスに目を向けるとEtronコントローラによる4ポートのUSB3.0を始め、PATA、FDD、IEEE1394といったやや古めのポート類も充実。旧PCのパーツを流用しながら、パフォーマンスを向上させたい場合にもオススメだ。

黒を基調にヘアライン加工を模したパッケージ。サイズは実測値で380×343×105mmとマザーボードのパッケージではかなり大きい

大きな窓付きの内箱に収納された「990FX Extreme4」。まさにハイエンドマザーボードならではのギミック

付属品一式。マニュアル、ドライバ、各種ケーブルといったおなじみのアイテムだけでなく、VRM冷却用ファン、USB3.0ブラケット、音声ケーブルなど豊富に用意されている

Socket AM3+に対応したシングルサーバー向けOpteron 3280/3250HE

今回もうひとつの主役は、シングルサーバー向けCPU Opteron 3280およびOpteron 3250HEだ。AMD FXシリーズと同じ「Bulldozer」アーキテクチャを採用しながら、8コアのOpteron 3280が65W、4コアのOpteron 3250HEが45Wと圧倒的に低いTDPを実現。ただし、その分動作クロックも前者が2.40GHz、後者が2.50GHzに抑えられている。
 クロックあたりの効率の低さを”動作クロックとコア数で補う”「Bulldozer」アーキテクチャで、この選択がどの程度パフォーマンスに影響するのか気になるが、この点については後半のテストセッションで確認していこう。
 ちなみに機能的には同等で、TDPに余裕がある状態で動作クロックを引き上げる「Turbo Core」機能を実装。メモリも一般的なDDR3 Unbuffered DIMMが使用可能で、動作クロックはDDR3-1866まで正式にサポートされている。

Opteron 3280 TDP65WのOpteron 3280(8コア/定格2.40GHz/TC時3.50GHz)。サーバー向けOpteronながら、Socket AM3+に対応する
Opteron 3280ではアイドル時は7倍の1.40GHzまで動作クロックが低下。またTurbo Core時は最大17倍の3.40GHzまでしか上昇しなかった
Opteron 3250HE こちらはTDP45WのOpteron 3250HE(4コア/定格2.50GHz/TC時3.50GHz)
Opteron 3250HEではアイドル時は6倍の1.20GHzまで動作クロックが低下。またTurbo Core時は公称値通り最大17.5倍の3.50GHzまでクロックが上昇した

Opteron 3280/3250HE スペック

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妥協のない高品質パーツで固められたCPU周り
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