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最終更新日 2023年2月2日 21:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.34

ATXミドルタワーの新たなる定番 CoolerMaster「CM690II Plus」ファーストインプレッション

2010.04.16 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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 2007年10月に登場した「CM690」が、約2年半の年月を経て進化した。高エアフローと使い勝手の良さから異例のロングセラーを続ける、CoolerMasterの言わずとしれた看板モデルの“上位モデル”だけあって、今回リリースされた「CM690II Plus」の注目度は否が応でも高くなる。そこでエルミタ編集部ではCoolerMaster協力の元、いち早くその“上位モデル”「CM690II Plus」の製品版を入手。そのファーストインプレッションをお届けしたい。

これはマイナーチェンジなのか、フルモデルチェンジなのか?

前書きでは“上位モデル”として「CM690II Plus」を位置付けたが、実際はマイナーチェンジに当たるのだろうか?はたまたフルモデルチェンジになるのだろうか?

ご存じのようにPCパーツの製品サイクルは非常に短い。ハードウェアに比べればPCケースは若干ロングライフにできるカテゴリだが、そうは言ってもモデルによってはファーストロット、セカンドロット辺りで打ち止めになる場合が少なくない。それだけライバルが多くひしめく激戦カテゴリである事が言えるわけで、「CM690」のようなロングセラーは異例とも言えるだろう。またこの現象は日本市場のみならず、海外でも人気が高いと言うから本当に自作ユーザーから高い支持を得ているという事になる。

そんな「CM690」が「CM690II Plus」に生まれ変わった。 発売以来ヒットし続けている製品をモデルチェンジするのは、恐らく非常に勇気が要るはずだ。ひとつ間違えればこれまでのセールスが落ちる可能性もある。とはいえ、現行モデルユーザーからのフィードバックをうまく採り入れられている事だろう。CoolerMasterがどのような落としどころを見い出したのか、非常に興味がある。

「CM690II Plus」外観ディテールチェック

日頃たくさんのケースに触れる機会のある筆者も実は「CM690」を1台所有しているが、2年半前のモデルとは思えない完成度は、今でも色褪せる事は無い。ただし、細かい要望を意地悪くひねり出せば3カ所ほど挙げる事はできる。ここでは敢えてその箇所は伏せておく事にして、果たして“改善されているのか?”を個人的なポイントとし、進化した「CM690II Plus」の外観からチェックしていきたい。

2年半の年月を経て登場した「CM690」のバリエーションモデル「CM690II Plus」。ただし「II」を名乗る所から、バリエーションモデルではなく、モデルチェンジと考えて良いのだろう。実はその辺りは曖昧で、メーカー(または代理店)のある種“迷い”のようなものが読みとれる。ヒット中の商品をモデルチェンジさせる事はメーカーにとって非常に勇気がいるはずだ

編集部で“只今稼働中”の「CM690」を引っ張り出し、「CM690II Plus」と並べてみる。恐らく「CM690」を所有していない人が「CM690II Plus」だけを見た場合、違いが分からないかもしれない。ただし外観上はさすが同系列デザインながら、細部を確認してゆくと、全く別物に仕上げられている事が分かる。

通常、バリエーションモデルは同一筐体を使用し、外観上もサイドパネルにアクリル窓を追加したり、ファンをLEDにしたりと、せいぜいその程度だが、「CM690II Plus」に関しては筐体そのものが全く別物で、 別のモデル名を付けてもよい程の変更が加えられている。またサイズも一回り大きくなり、奥行きで+4mm、幅で+1.5mm、高さで+29.8mmそれぞれスケールアップされた。逆に重量は9.8kgに対し9.19kgになり、僅かながら軽くなっている。サイズアップする反面、重量がダウンした理由は、恐らく通気性向上によるボトム部の改良などが影響しているのではないかと思われる。

奥が「CM690II Plus」、手前が編集部で現役稼働中の「CM690」。一見似たような雰囲気ながら、細部を見ていくとかなり改良が加えられている事が分かる。サイズの違いで顕著なのは高さ。+29.8mmアップは並べれば一目で違いが分かるほどだ
左サイドパネルに装着できる2基のファンサイズは140/120/90/80mm。このモデルから直線ラインレイアウトに変更された。また「CM690」ではシルバーだった内部がオールブラック塗装に。ちなみに同じく内部もブラック塗装が施されたバリエーションモデル「CM690 PURE」は、2009年7月に追加発売されている
初めてサイドパネルを開くと、このように同梱品が入った箱がワイヤーで縛られている。「CM690」では組み立て用ネジは、5.25シャドウベイの一部に設けたネジ穴にずらりとねじ込まれていたが、今回から廃止されている 右サイドパネルを外したところ。マザーボードトレイにはケーブルマネジメント用の穴が多数用意され、スッキリとしたケーブル配線が可能。またCPUクーラーメンテナンスホールが新設され、“今風”にアレンジされている
従来モデル同様、電源ユニット搭載部底面には、大型の「ゴム脚」を装備。高さは実測値約20mm。滑り止め効果があるうえ、設置面積が通常のケースよりも広いため、安定性にも貢献する。なおフロント部はラバー素材のインシュレーターが装着されている
「CM690」 では右側面に電源/リセットスイッチがレイアウトされていたが、「CM690II Plus」からはフロントに近いトップ面に移動。I/OポートはUSB2.0×2、音声入出力、eSATA×1で、IEEE1394が廃止された。時代の流れか、PCケースのIEEE1394ポートレス化は加速しつつある
フロントI/O(およびスイッチ類)奥には傾斜がつけられた小物置きスペースが新設された。USBフラッシュメモリやiPhone充電(同期)時には重宝するだろう。ただしDVDメディア等を置くほどのスペースはない。実測値で横102×奥行き120mm
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格段に進化したドライブベイ部
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