2026.07.03 17:09 更新
2026.07.03 配信
キオクシア株式会社(本社:東京都港区)は2026年7月3日、第10世代の3次元フラッシュメモリ技術「BiCS FLASH」を適用した、容量1TbのTLC製品のサンプル出荷を開始した。
AI向けストレージ需要に応えるエンタープライズ・データセンター向け高性能SSDへの採用を予定する。なお、生産は岩手県北上市の北上工場第2製造棟の最新設備で行われる。
第10世代BiCS FLASHは、第8世代から導入されているウエハーボンディング技術「CBA」(CMOS directly Bonded to Array)と、未使用のメモリホールを削除してビットライン短縮やワードライン容量削減を行う「OPS」(On Pitch Select Gate Drain)技術を活用しており、インターフェイス速度は第8世代比で33%向上となる4.8Gbpsに達する。
さらに積層数を332層にすることでビット密度は59%、データ転送時を含む電力効率は書込時18%、読出時30%改善しており、データセンターにおける消費電力の削減に貢献する。
なお、キオクシアでは投資コストを抑えつつ高性能化を図る第9世代と、多層化によって大容量・高性能を両立する第10世代の二軸による開発戦略を展開し、AIインフラを支える製品を提供していくという。
文: 編集部 池西 樹
キオクシア株式会社: https://www.kioxia.com/ja-jp/

