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 Home > エルミタ的速攻撮って出しレビューVol.28 「株式会社フォトファースト本社訪問」 気になることをいろいろ聞いてみた。
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「株式会社フォトファースト本社訪問」
気になることをいろいろ聞いてみた。
2010年2月17日 21:00 G&D matrix編集部
G-Monster2 SFV1
  先日、期待のSandForce社製コントローラーチップ「SF-1500」を搭載する2.5インチSSD、リリース一番乗りを果たしたPhotoFast前回はそのベンチマークテストの結果をお送りし、前評判通りのスペックが実証された。どこよりも早く最新モデルを市場に送り込むPhotoFastは、業界内外問わず非常に重要なポジションに立つメーカーとして2010年度は常に注目を集める事だろう。
 そこで今回の「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」は、コーナー初の試みとして編集部を飛び出し、日本総代理店となる愛知県名古屋市にある株式会社フォトファーストへ直撃取材を敢行。(観光、、、では決してない)ライバル他社のロードマップを尻目に、PhotoFastの現状および今後について、気になるところをいろいろ聞いてみることにした。
 なお訪問したのはSandForce「SF-1500」搭載SSD「G-Monster2 SFV1」が市場に出回る直前の1月27日水曜日。基板状態の「G-Monster2 SFV1」を机上に、それを囲みながらのインタビューとなった。

テクノロジーとは無縁なロケーション。恐るべしフォトファースト

名古屋駅
名古屋には正午頃に到着。遅めの朝食のおかげで新幹線ホームにある名物「スタンドきしめん」が食べられず、頭を垂れて名鉄に乗り継ぐ事に、、、
  まずは株式会社フォトファーストについて、簡単にご紹介しておこう。
 愛知県名古屋市に本社を置く同社は、2007年3月にその前身となる「株式会社モバイルモード」が設立され、同年4月には台湾PhotoFast Global Inc.との総代理店契約を締結。翌年の11月にはSSD事業に本格参入を果たし、2009年6月には「株式会社フォトファースト」へ社名変更され、現在に至っている。日本法人としては間もなく3年が経とうとしている新しい会社だ。
 今回インタビューを行ったオフィスは、JR名古屋駅から名鉄犬山線に乗り換えて数分のところにあるビルの4階で、デジタルとは無縁としか思えない、風光明媚なロケーションが広がる。まさかここから日本の自作市場で注目を浴びる製品の数々が送り出されているとは誰も想像がつかない事だろう。


今回同席して頂いたのは、株式会社フォトファーストの代表取締役社長:中野賢一氏、取締役:佐藤竜彦氏、業務部部長:山崎泰史氏の3名。ガラス張りのパーティション越しには、女性STAFF数名が忙しそうにデスクワークを黙々とこなしていた。そんなオフィスの一角で、インタビューは行われた。

SATA3.0(6Gbps)は既に出そうと思えば出せるレベル

佐藤竜彦氏
株式会社フォトファースト代表取締役社長:中野賢一氏
編集部:本日はよろしくお願いいたします。
一同:よろしくお願いいたします。
編集部:早速ですが、エルミタではページビューから見ても、御社のSSDに関する情報は非常に注目度が高い事が分かっています。新製品リリースの速さと、SSDに対する市場の期待度がその要因かと思いますが、まずはフォトファースト社の2010年の展望をお聞かせ頂きたいのですが。
中野氏:難しいですね、言って良いものかどうかという事も多々ありまして、、、(笑)。
編集部:では具体的にお伺いすると、SSDは2009年に第2普及期に完全に入り、2010年の市場でもSSDの新製品を数多くリリースし、引き続きSSDのシェアを伸ばして行くという、、、フォトファーストさん側の立場ではその感覚は有るのでしょうか?
中野氏:やはり2010年度はSATA3.0(6Gbps)、そこに尽きてくると思っています。我々も他社さんとの関係もあるので、実際すでに台湾の方ではプロトタイプが動いています。実は今回のSandForce(「G-Monster2 SFV1」編集部注)よりも先に動いていたんですよ。
編集部:あ、そうだったんですか。
中野氏:優先順位としてはSATA3.0(6Gbps)でした。SATA3.0(6Gbps)に関しては、ようやく対応マザーボードも出始め、そこに如何に合わせてくるかというのが現在の課題となっています。
 現実問題として、台湾側(PhotoFast)もSATA2(3Gbps)に関してはもう頭打ちだろうと捉えていまして、感じられているとは思いますが現状弊社ではSATA2(3Gbps)の新製品はリリースしていない状況で、IDE関係の新製品に注力していました。
 ただし、Trimコマンド対応のINDILINX社製コントローラーを搭載したSATA2モデルも考えてはいたのですが、そこに注力するよりも早くSATA3.0(6Gbps)に動いた方が良いだろうという判断もあり、SATA2(3Gbps)に関しては現在まったくプロダクトは進行していません。
編集部:SATA2(3Gbps)は終わりと考えてよろしいでしょうか?
中野氏:いえ(笑)、終わりというわけではなく、1機種程度は残す予定ではいます。
編集部:今回のSandForce社製コントローラーチップ「SF-1500」モデルから、シリーズ名が「G-Monster2」にネーミング上バージョンアップされていますね。本音はSATA3.0(6Gbps)から「2」に移行したかったということでしょうか。
中野氏:本音を言えばそうですね。ただマザーボード関係がなかなかまだ整っていないという事もあったものですから。今ここで出したところでパフォーマンスが発揮できるかという疑問があり、最低でも500MB/secを超えるレベルが欲しいため、現在ではテストが繰り返されているという段階です。
編集部:という事は、SATA3.0(6Gbps)に関して「出そうと思えば出せる」という事でしょうか?
中野氏:はい、その段階には来ています。ただし先ほども言いましたがテスト環境(マザーボード)が完全に整っていない段階なので、各メーカーのマザーボードが出そろった所での投入というスケジュールを考えています。
編集部:なるほど。ズバリ予定では?
中野氏:現状3月をターゲットにしています。
編集部:もう間もなくですね。ちなみに書いてはいけない事は言ってくださいね(笑)。基本書きますので、、、
一同:(笑)
G-Monster2 SFV1
「G-Monster2 SFV1」基板。セカンドロットよりSandForceのシルクが付く予定だという
編集部:少々聞きにくい質問をさせて頂きますが、「G-Monster2 SFV1」の発売前に、SandForce社製コントローラーの名前を開示されませんでした。コントローラー名だけでなく、「SandForce」自体の名前を伏せるという。ユーザーにとって今や、SSDの善し悪しとして最重要となるコントローラー名を開示しなかった理由はどこにあるのでしょうか?実は「開示したかったけどできなかった」というのが本音でしょうか?
中野氏:はい。その通りです。実は今回PhotoFast社は、SandForce社に対し半ば無理を通して「SF-1500」を分けてもらったという経緯があります。当然各社から多くの受注がある中での“優先”になった事から、「開示したかったけれどできなかった」というのが真相です。
編集部:開示する事で、カリフォルニアからお叱りが来ると(笑)。
中野氏:はい。そういう事です(苦笑)。SandForce社の配慮があったので、今回開示は辞めようと。ただエルミタでも情報が掲載され、ユーザーさん側も薄々は分かっていたでしょうね。それに商品自体がリリースされてしまえば、すぐに分かってしまう事なので、、、
編集部:まぁカバーを外したところで「J-Micron」のシルクがあったら、それはそれでメディア的には面白いんですけどね(笑)。
中野氏:、、、(苦笑)。
編集部:要するに今回は戦略的というよりも、他社への配慮という観点が強かったという事で理解しました。ただシルクも無いですよね?(目の前のサンプル品を手に)
中野氏:はい。次回ロットからはシルクが付く予定です。

編集部:話は変わりますが、改めて言うまでもなく、昨年はINDILINXが爆発した年となりました。
中野氏:はい。他社さん(この場合OCZを指す:編集部注)がINDILINX社製コントローラー搭載のSSDをリリースしたのを機に、一気に流れはINDILINXになりましたね。PhotoFastは数日遅れでINDILINXコントローラーモデルをリリースしましたが、やはりファーストリリースは重要であると認識を新たにしました。これをひとつの反省材料として、SandForce社に関しては先に出したいと。
 ただし2010年度のPhotoFastとしては、SandForceがメインではなく、あくまでSATA3.0(6Gbps)がメインであると思っています。
編集部:2010年度第1四半期は、SATA3.0(6Gbps)で行くと。
中野氏:はい、そうですね。ただし、先ほども言った通り、500MB/secオーバーは必須と考えていますので、ここをクリアしたところでリリースする事になると思います。

・次はPhotoFast社が2010年に採用するコントローラーチップについて聞いている。さらにHDDとSSD両者の関係や、Intel社製SSDについて、思いの丈をお話いただいた。
 
 
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