エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.528

これで全てが分かる。Thermaltake「Core G3」徹底解説

2016.11.30 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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 興味深いコンセプトのPCケースが届けられた。国内市場では9月より販売が開始されたThermaltakeTheconology(本社:台湾)の新作「Core G3」(型番:CA-1G6-00T1WN-00)は、幅140mmとスリムなATX対応モデル。マザーボードは倒立設置を採用し、内部設計の効率化によりハイエンドグラフィックスカードはもとより、水冷構成にも対応するらしい。外観からは想像できない“触れ込み”だが、どこまで真に受けていいのか。その実のところを知るべく、国内正規代理店の株式会社アスク(本社:東京都千代田区)より評価サンプルを借り受け、余すところなく検証してみたい。

良血統「Core」シリーズに属するスリムタワー「Core G3」の誕生

Thermaltakeの「Core」シリーズと言えば、詳細検証を行ったオープンフレームPCケース「Core P5」や、ひとまわり小振りな「Core P3」、さらに売価4,000円台で衝撃のデビューを果たしたCube型「Core V1」など、ヒットモデルを多く輩出することで知られている。そんな看板シリーズから、スリムな外観からは想像もつかないハイスペックPCが構築できる、というATXフォームファクタ対応「Core G3」が市場に投入された。

Thermaltake「Core G3」(型番:CA-1G6-00T1WN-00)
市場想定売価税抜8,980円前後(2016年9月発売)
製品情報(Thermaltake)(株式会社アスク

一般的なミドルタワーPCケースの横幅は200mm台が相場だが、「Core G3」はわずか140mm。中型サイドフロー型CPUクーラーよりも狭い”ナローボディ”ながら、長さ最大310mmまでのグラフィックスカード、さらに240mmサイズラジエターが搭載できるという。
 スリム&ハイパフォーマンスをキーワードとするこの新作は、「COMPUTEX TAIPEI 2016」で披露された後、7月に行われた国内イベント「Thermaltake 2016 Summer Event」にも実機がお目見え、発売が待たれる1台に加わった。なお国内市場では9月より、市場想定売価8,980円前後にて販売が開始されている。

スペック表に見るThermaltake「Core G3」

評価サンプル実機を箱から取り出す前に、製品の身上書とも言えるスペック表から、「Core G3」の概要を掴んでおこう。

設置条件は縦置き・横置き両対応。用途に合わせてスタイルが選択できる

外形寸法は幅が140mm、奥行きが371mm、高さは454mmとされる。素材は一般的にスチールと呼ばれるSPCC(冷間圧延鋼板)で、全体がブラック塗装。対応フォームファクタはATX、MicroATXおよびMini-ITXで、選択肢は幅広い。なお電源ユニットはATX規格は収納できず、SFX規格に対応。その他詳細については、検証を進めながら詳しく解説していこう。なお、この製品には国内代理店保証1年が付く。

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