PCパーツショップ探訪
2025.11.08 更新
文:編集部 Tawashi/撮影:pepe
|
まずは「パソコンSHOPアーク」の歴史から振り返っていく。かつて大田区に存在したPCパーツ関連の中堅商社傘下のショップとして1999年6月に神奈川県・川崎市に誕生したのが始まりで、その後2002年10月に秋葉原へ移転。今では知る人も少ないが、開業当初の店舗は秋葉原UDXの向かい、アキバ田代通り沿いの「じゃんぱら 秋葉原2号店」隣にあった(現在の「ばんから 秋葉原店」の場所)。
|
そして、現店舗である通運会館1階(千代田区外神田3丁目)に移転したのが2006年5月のこと。この時期、秋葉原のパーツショップでは閉店が相次いでいたこともあり、著名なパーツショップで活躍していた店長クラスのスタッフ数名が移籍している。
具体的には海外ゲームやパーツを扱っていたOVERTOP、若松通商が営業していたパーツ専門店のコムサテライト系列などで働いていたスタッフ達だ。その後も、旧ツクモやパソコン工房、TWOTOP、フェイス、クレバリーなど名だたるパーツショップの元スタッフが続々と入店。川崎時代からのメンバーと、秋葉原のベテラン勢が融合して、現在のパソコンSHOPアークの礎を築いてきたと言っていいだろう。
|
その後、2018年7月には中堅商社傘下から「パソコン工房」などを運営する業界最大手のユニットコムグループの一員となり、屋号もタワーヒル株式会社から株式会社アークに変更された。現在はグループ子会社として営業を続けている。
2010年にはオリジナルブランドPC“CROYDON”の販売を開始。2020年11月には“arkhive”へとリニューアルし、老舗パーツショップが手掛けるMade in AKIBAのPCとして高い評価を受けている。
店内はワンフロア構成で、売り場面積は約50坪(およそ165㎡)。現在では大手ショップが多い秋葉原の中では小ぶりな部類に入るが、所狭しとパーツやゲーミングデバイスが陳列され、充実した品ぞろえを誇る。なお、BTO部門や事務所は、同ビル内に配置されている。
|
|
取扱商品は、BTOシリーズ“arkhive”からGIGABYTE、MSIのノートPC、自作PCパーツ全般、ディスプレイ、ゲーミングデバイスと多岐にわたる。中でも開店当初から得意としてきたのが、メモリとゲーミングデバイスだ。メモリは扱う規格、種類、メーカーにいたるまで品揃えは秋葉原トップクラス。ゲーミングデバイスはキーボードやマウス、マウスパッドなどパソコンSHOPアーク限定の取り扱い品も多く、他店スタッフが買い物に訪れる姿もよく見られる。

