エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1341
2023.10.03 更新
文:藤田 忠/撮影:pepe
「鏡界 PG-K」シリーズの最大トピックは、顔となるPCケースの「ST-KYOKAI_WH」だ。筐体サイズが大きくなりがちなピラーレスデザインだが、サイズは幅220mm、奥行き440mm、高さ455mmのコンパクトミドルタワークラス。拡張スロットを5基備えるMicroATX規格になるが、液晶ディスプレイの横に設置しても、収まりよいサイズ感になっている。
フロントインターフェイスは、机上に置くことを想定したケースボトムの左サイドに装備され、USB 3.0×2基、USB 3.1 Gen 2 Type-C、ヘッドホン/マイク端子、LEDコントロールボタンと充実している。
フロントインターフェイスは、左サイドボトムに搭載。机の下に設置する場合は、やや距離の遠さが気になるかもしれない |
フロントパネルももちろんガラス仕様。幅は220mmと一般的なミドルタワーと変わらない |
本体背面の様子 |
フロント右サイドにはケース内に新鮮な外気を常に取り込む吸気ファンを3基搭載 |
ファンはブレード軸とフレームにLEDを内蔵。鮮やかに発光する | 軸裏面にはSTORMロゴが貼られている。全体のデザイン性を損なわない控えめな自己主張も |
リアにもファンを標準搭載。ラジエーターファンとともに、ケース内のホットエアを外部に排出している | 標準的なボトム設置の電源ユニット |
フロントとサイド強化ガラスをはじめ、各面のパネルは簡単に着脱可能で、メンテナンス性は良好だ。また、オールインワン型水冷ユニットのラジエーターが取り付けられたトップパネルはパンチング加工され、取り外しもできる。ボトムに着脱可能なメッシュカバーが備わっており、ホコリの侵入を抑えている。
各パネルは簡単に着脱できる仕様 |
細かなパンチング加工が施されたトップパネルもツールレスで着脱可能 |
ボトム全体を覆うようにメッシュカバーを装備。こちらも簡単に取り外して掃除ができる |
フロントの空きスペースには、お気に入りのフィギュアを置いて飾る事ができる |