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最終更新日 2026年6月7日 0:14

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1236

これで全てが分かる。ASUS「TUF Gaming GT502」徹底解説

2023.01.01 更新

文:撮影・編集部 松枝 清顕

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ASUS PCケース

グラフィックスカードを搭載してみる(水平マウント)

最後にグラフィックスカードの搭載を試みる。TUF Gaming GT502のデフォルトは一般的な水平マウントだが、付属のVertical Graphics Card Mountを使うと垂直マウントになる。本稿では両者を試すが、まずは水平マウントについて見ていこう。

搭載テストに用意したのはNVIDIA GeForce RTX 4090 Founders Edition。長さ304mm、幅137mm、厚さ61mmで3スロット占有デザインは、ボックス型PCケースにマッチするだろう。なおグラフィックスカードの有効スペースは長さ400mmまで。計算上、チョイスに問題はないはずだ。

ASUS TUF Gaming GT502

大型PCケースとしては珍しく、拡張スロット金具は筐体の外で行う仕様。それゆえに、固定ネジを隠すカバーが装着されており、これを外した状態で搭載作業をすることになる。GeForce RTX 4090 Founders Editionの場合3スロットを使うため、3箇所の拡張スロット金具を取り外し、インチネジでガッチリ固定。最後にカバーを装着すれば一連の搭載作業は完了する。

なおGeForce RTX 4090 Founders Editionの末端から、フロント強化ガラス裏面までの距離は実測で約135mm。有効スペース公表値からカード長を引いた数値とはやや違うものの、多少マージンを取って表記される事は珍しくない。いずれにせよグラフィックスカードにとって、十分な居住スペースが与えられている事は間違いない。

ASUS TUF Gaming GT502

ASUS TUF Gaming GT502 付属品であるGraphics Card Holderも活用。シャーシ面はマグネットで、グラフィックスカードに接触する先端部はラバーで保護。任意の高さに合わせ、ハンドスクリューで固定すれば作業は完了。シンプルだが十分役割は果たしてくれる

グラフィックスカードを搭載してみる(垂直マウント)

次に垂直マウントを試そう。TUF Gaming GT502にはVertical Graphics Card Mountと呼ばれる、グラフィックスカードの縦置き用プレート(マウンタ)が付属。全8段中、6段を使用して付け替えると、3段(3スロット)分の垂直拡張スロットが出来上がる。VGAクーラーを強化ガラス製左サイドパネルと正対させれば、グラフィックスカードの違った角度から露出できるため、このスタイルを好んで選択するユーザーは多いだろう。なお、ライザーケーブルは付属しないため、これは自身で準備する必要がある。

ASUS「TUF Gaming GT502」
Vertical Graphics Card Mountの固定位置は2つのポジションから選択可能。カード幅の広いグラフィックスカードの場合、上段に固定するとメモリスロットに干渉する恐れがある。ハイエンドグラフィックスカードの場合、下段固定が無難だ
ASUS「TUF Gaming GT502」
Vertical Graphics Card Mountを下段に固定。幅137mmのGeForce RTX 4090 Founders Editionでは、上段固定にするとメモリスロットとほぼ密着した状態になってしまった

ASUS「TUF Gaming GT502」

総評:ハイエンド環境が自宅内で自由に持ち運べるキャリーハンドル付き筐体

なかば筆者が勝手に呼んでいる「ボックス型PCケース」は、これまで複数のメーカーから販売されている。具体的なメーカー名は控えるが、エルミタの熱心な読者なら、あのモデルやこのモデルが頭に浮かぶだろう。恐らくそれは筆者と同じ製品であるはずだ。そうやってピタリと当てられるということは、印象や記憶に残る製品が少ないのだろうか。

tuf_gaming_gt502_91b

そもそもボックス型PCケースの多くは想像よりも大きい。ミドルタワーPCケースの感覚で購入すると、思いのほか設置面積が広く、奥行きや高さよりもインパクトが強い。幅285mmは一般的なサイズのPCケースより約70mmは広く、購入を検討する場合、真っ先にスペースの確保を推奨したい。構成パーツ選定はその次だ。

ともあれ、ひとたび設置場所に問題がなければ、ボックス型PCケースの良さを存分に体感しよう。開口部が広く、各構成主要パーツの居住性は良好。デュアルチャンバー設計のため、ケーブルマネジメントにも有利だ。魅せる要素も兼ね備えたTUF Gaming GT502なら、イルミネーションによる装飾の楽しみもある。

ASUS「TUF Gaming GT502」

最後にキャリーハンドルの存在だ。ハイエンド構成による組み込みサンプルは20kgを優に超す重量級PCになったが、角度を変えての撮影や、一時的な移動など、腰を深く屈めることなく楽に持ち運びができた。ベルト幅約38mmは持ちやすく、さすがに筐体自体がTUFな設計だけに、”ミシリ”とも音がしない。長方形の筐体と違い、ボックス型PCケースはその形状から強度が出しやすいのだろう。意外なメリットはそんなところにもある。

TUF Gaming GT502にはミドルタワーPCケースでもなくCube型ケースでもない、ボックス型PCケースならではの良さが箱いっぱいに詰まっている。

協力:ASUS JAPAN株式会社

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