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最終更新日 2022年5月25日 19:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1129

バリューゾーンに君臨する“最高のミドルCPU”はCore i5-12400で決まり!

2022.04.17 更新

文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕

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CPU Intel
最もユーザー層の厚いミドルレンジ市場において、いま売れ筋として注目を集めているのがIntel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)の「Core i5-12400」だ。2万円台の手頃な価格と確かな性能が人気の理由だが、同クラスのライバルCPUとの真っ向勝負では、どちらが上になるだろうか。コスト志向なミドルユーザーにとっての“最高のCPU”を検証していこう。
i5-24_08_1024x768
Intel「Core i5-12400」 実勢売価税込26,800円前後(2022年4月現在)
製品情報(Intel)

大幅進化を遂げた最新プロセッサのトップセラーモデル

劇的な進化で大幅なパフォーマンス向上を果たした「第12世代Intel Coreプロセッサ」の登場により、PC業界の勢力図は一変した。特に自作市場ではその変化を肌で感じることができるわけで、いまやパーツショップにおける購買層もIntelの優勢に変わっている。かつての“強いIntel”が復権したことによる競争の激化は、多くのユーザーが歓迎しているのではないだろうか。

Corei5_vs_ryzen5_01_1024x768 20220406_akiba_1024x768_01
初登場から約半年が経過し、上から下まで充実したラインナップが揃う第12世代Intel Coreプロセッサ。先日はエンスー向けに“SPECIAL EDITION”の「Core i9-12900KS」も発売された

第1弾の製品群がリリースされてから約半年が経つ今でも、その勢いは衰え知らず。このほど“世界最速”を謳う新しい最上位モデルの「Core i9-12900KS」が投入されたほか、ローエンドからミドルレンジに至るバリエーションも随時追加され、ラインナップの層は厚い。

そしてその中でも一際売れ筋として人気を集めているのが、ミドルレンジ向けのCore i5で最安モデルとして販売されている「Core i5-12400」(iGPU非搭載モデルでは「Core i5-12400F」が最安)だ。2022年4月時点での実勢売価は税込26,800円前後とお手頃で、同時期にリリースされた(やはりミドル向けの)Intel B660マザーボードあたりと組み合わせれば、約40,000円ほどに収まってしまう。

Corei5_vs_ryzen5_02_1024x768
一番人気は、ユーザー層の厚いミドルレンジ向けの売れ筋モデル「Core i5-12400」。確かな実力とコストパフォーマンスの高さで注目を集めている

ちなみに第12世代Intel Coreプロセッサは、高性能コアの「Performance-core」(Pコア)と高効率コアの「Efficient-core」(Eコア)を組み合わせた、x86系CPUとしては初めての「ハイブリッド・アーキテクチャ」を採用したことも話題になった。

その点で後発の“廉価版Core i5”であるCore i5-12400は、Eコアを省略したオールPコアのCPUであり、搭載コアの規模は前世代と同じ6コア/12スレッド。しかしカスタム10nmプロセスの“Intel 7”を採用したCove系最新コア「Golden Cove」で構成されるPコアは、従来からIPCが大きく引き上げられ、その性能は段違いに向上している。

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プラットフォームは第12世代への代替わりでLGA1700に刷新されている。従来に比べて縦長のCPUサイズが印象的だ
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やや薄い色合いのブルーを基調としたCore i5-12400のパッケージ。倍率ロックフリーの「K」付きモデルと異なり、リテールCPUクーラーが標準で付属している

ここでCore i5-12400のスペックをおさらいしておくと、ベースクロックが2.5GHzでMax Turboクロックは4.4GHz、L2キャッシュ7.5MB、スマートキャッシュは18MB。メモリはデュアルチャネルのDDR5-4800/DDR4-3200、PCI-Expressは最大20レーンのPCI-Express5.0をサポートしている。

また、電力設計はベースクロック動作時のProcessor Base Powerが65Wで、従来のPL2に相当するブースト動作時のMaximum Turbo Powerは117W。特に後者の場合、ハイブリッド構成のCore i5モデルであるCore i5-12600K/KFが150W、さらに上位のCore i7-12700K/KFが190Wであることを考えれば、熱対策の面でも扱いやすいCPUであることが分かる。

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Corei5_vs_ryzen5_04_1024x768
Core i5-12400のライバルとくれば、6コア/12スレッドの「Ryzen 5 5600X」。ミドル市場における定番モデルの一つだ

その対抗馬として挙げられるのは、同じミドルレンジ向けの6コア/12スレッドCPUである「Ryzen 5 5600X」だろう。完成度の高いZen 3アーキテクチャ採用の中堅モデルとして、2020年11月の発売以来、ミドル市場で長く存在感を放ってきた。価格面ではCore i5-12400と比べて割高ではあるものの、パフォーマンスによる“ガチンコ勝負”ではどちらに軍配が上がるだろうか。

なお主なスペックは、ベースクロック3.7GHz、ブーストクロック4.6GHz、キャッシュ3+32MBなど。オーバークロックに対応した倍率アンロックモデルであるほか、TDP65Wという冷却面での扱いやすさはアドバンテージになる。その一方で後発製品であるCore i5-12400とは異なり、DDR5メモリやPCI-Express5.0といった最新規格には対応していない。

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発売からやや時期が経過していることもあり、仕様面では多少の古さもあるRyzen 5000シリーズ。価格面では、Ryzen 5 5600XはCore i5-12400より約5,000円ほど高めになっている
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「Core i5-12400」VS「Ryzen 5 5600X」のミドルCPU対決
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