ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

最終更新日 2025年5月14日 11:18

  • レビュー
  • エルミタ取材班
  • 自作PCパーツ
  • PC・ノート・BTO
  • モバイル
  • 告知・キャンペーン
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • SHOPリスト
  • AMD
  • MSI
  • Thermaltake
  • サイコム
  • CFD
  • ASUS
  • GIGABYTE
  • ツクモ
  • アーク
  • Crucial
  • CORSAIR
  • Fractal Design
  • Cooler Master
  • DeepCool
  • Team
  • ASRock
  • Antec
  • アキバの食
  • 街ネタ
  • コレオシ
  • 中島さん
  • PCケース
  • 新着記事

トップ > レビュー > 撮って出し

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.994

バリューゾーン屈指のプレミアム電源、Fractal Design「Ion Gold」の実力とは

2021.05.07 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
Fractal Design 電源ユニット
コストパフォーマンスモデルが溢れるバリューゾーンを目がけて、Fractal Design(本社:スウェーデン)から電源ユニットの新シリーズ「Ion Gold」が発売された。もちろんクオリティの高さを追求する同社のプロダクトとあって、決して価格勝負の製品ではない。上位グレードの従来シリーズより手頃でありつつ、高品質をモットーとする開発コンセプトは不変。新たに登場した80PLUS GOLD電源屈指のプレミアムモデル、その実力を検証していこう。
iong85_21_1024x768
Fractal Design「Ion Gold 850W」(型番:FD-P-IA2G-850)
市場想定売価税込19,250円(2021年4月28日発売)
製品情報(Fractal Design)(アスク)

品質自慢の電源ユニット「Ion」シリーズに待望のGOLD認証モデル登場

Fractal Designが“安売りしないメーカー”であることは、屈指の人気を誇るPCケースへの取り組みからも明らか。この姿勢は電源ユニットのジャンルにおいても同様で、主力製品である80PLUS PLATINUM認証の「Ion+ Platinum」シリーズは、しっかりコストをかけたプレミアムモデルとして、市場で高い評価を受けている。その価格設定から飛ぶように売れる類の製品ではないものの、品質を重視する玄人やエンスージアスト向けに静かに売れていく、といった表現がマッチしているだろうか。

Ion_Gold_01_1024x768
「Ion」シリーズにおける80PLUS GOLD認証モデルとして、新たに発売が開始された「Ion Gold」。高品質をモットーとする開発コンセプトは変わらず、GOLD認証製品の中でも価格設定は高めだ

このほど、その「Ion」シリーズに期待の新顔が加わった。より手頃な選択肢として店頭でも注目されている、80PLUS GOLD認証取得の「Ion Gold」シリーズだ。GOLD認証モデルとしてはSFX-Lフォームファクタの「Ion SFX」シリーズが2019年12月に発売されているが、ATX電源ユニットとしては初のラインナップ。やはり同クラスの製品に比べれば価格設定は高めなものの、ミドルハイ層を中心に注目を集めそうだ。

なお、容量バリエーションは550W/650W/750W/850Wの4モデル。ミドル~ミドルハイ構成のシステムを想定したラインナップ展開は、従来の「Ion+ Platinum」シリーズと同様のアプローチと言える。

iong85_13_1024x768
フルモジュラータイプの電源ユニットで、容量は550W~850W。1000W超の大容量モデルをラインナップしない点は、シリーズ共通のようだ

ケーブルタイプはすべてが着脱式のフルモジュラー仕様。ただしこれまでの「Ion」シリーズのウリでもあった超柔軟ケーブル「UltraFlexケーブル」は採用が見送られており、これは唯一残念に感じるところ。GOLD認証モデルとして製品化するにあたり、少なからず影響を受けた部分なのだろう。

ただし肝心の“中身”のクオリティの高さは健在。凝った内部設計は後ほどチェックするとして、一次側回路に高耐久な日本メーカー製の105℃コンデンサが採用されているほか、NTCサーミスタとバイパスリレーによる突入電流防止設計、12V同期整流による効率改善、高効率なDC-DC変換回路など、信頼性を重視した設計が用いられている。

iong85_31_1024x768
遠目から見ても整った印象を受ける「Ion Gold」の内部構造。詳しくは後ほどの分解セッションで迫っていこう

また、冷却機構は電源ユニット向けにカスタマイズされた140mm口径の「Dynamic」シリーズファンを搭載。LLSベアリングを採用した静音仕様のファンで、セミファンレス仕様ではなく、システム負荷に応じて最適な回転数で動作する常時回転仕様になっている。

そのほか、140mmファンを搭載しながら奥行きを150mmに収めたショートデザインも注目ポイント。次項からは、今回検証を行う850Wモデル「Ion Gold 850W」をパッケージから取り出し、外観チェックから進めていこう。

iong85_01_1024x768
Fractal Designらしいミニマルなパッケージ。容量など最低限の情報は把握できる
iong85_02_1024x768 iong85_10_1024x768
基本仕様のほかコネクタ数まで記載されているなど、シンプルながら親切なパッケージ裏面。なお、製品には固定用ネジやロゴ入りの結束バンドも同梱されていた
Ion_Gold_02_600x266
Ion_Gold_03_600x92
次のページ
格子状のファングリルが目を引く、質実剛健な外観を眺める
  • << 前のページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 次のページ >>
  • 前の記事
  • 記事一覧
  • 次の記事

RELATED ARTICLE 関連記事

  • # (アキバ入荷情報) ATX 3.1/PCIe 5.1PLATINUM認証電源、T…
  • # (アキバ入荷情報) 奥行き140mmのATX 3.1/PCIe 5.1対応GOL…
  • # 12V-2×6コネクタ搭載のフルモジュラーSFX電源、Cooler M…
  • # FSP、ATX 3.1/PCIe 5.1対応のケーブル直結式電源「VITA GD…
  • # 12V-2×6コネクタを4基搭載する2,500W電源ユニット、Silv…
  • # 奥行き140mmのATX 3.1/PCIe 5.1対応GOLD電源、Therma…

CLOSE UP

  • 2025年5月14日
    ASUS、120Hz/1ms対応のエルゴスタンド搭載23.8型フルHD液晶「VA249QGS」をAmazon限定販売
  • 2025年5月14日
    ASUS、異なるニーズに応えたEye Careモニター計3機種を今週末発売
  • 2025年5月14日
    DeepCool、最大3,400rpmの強力ポンプユニット搭載エントリーAIO水冷「LE V2」シリーズ
  • 2025年5月14日
    前・左側面・リアの一部に強化ガラスを採用するPCケース、DeepCool「CH690 DIGITAL」発売
  • 2025年5月14日
    ThermaltakeピラーレスPCケース採用の「G-GEAR White Edition」新モデル発表
WHAT'S NEWを見る

CLOSE UP

  • 2025年5月13日
    Zen 5採用のSocket AM5対応エントリーサーバー向けCPU、AMD「EPYC 4005」シリーズ
  • 2025年5月13日
    【コレオシ】大人気なUSB充電式の電動精密ドライバー、1本持っておくならコレにしましょう
  • 2025年5月9日
    影が薄いアッパーミドル、GIGABYTE「Radeon RX 9070 GAMING OC 16G」はどこまで使える?
  • 2025年5月4日
    検証でわかったMSI「GAMING PLUS」シリーズが人気の理由
  • 2025年5月2日
    全高67mmのロープロCPUクーラー、ID-COOLING「IS-67-XT BLACK」は冷える?冷えない?

LANGUAGE

RANKING

  • 1

    秋葉原PCパーツ系STAFFに聞きました。「リフレッシュレートはいくつですか?」

  • 2

    日本AMD、Ryzen 7 5700Xなど新CPU計5モデルの国内発売日と市場想定売価をアナウンス

  • 3

    最高5.50GHz駆動の”SPECIAL EDITION”、Intel「Core i9-12900KS」の実力検証

  • 4

    パソコン工房「超 新生活スタートセール」が本日よりスタート

  • 5

    RAPID IPSと37.5型曲面の豪華仕様ゲーミング液晶、MSI「Optix MEG381CQR Plus」を試す

BACK NUMBER

  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月
  • 2009年3月
totop

hermitage akihabara

https://www.gdm.or.jp

  • twitter
  • facebook
  • RSS
GdM
  • レビュー
    • インタビュー
    • 一点突破
    • 使ってみた
    • 撮って出し
    • 特別企画
  • ニュース
    • リリース 国内
    • リリース 海外
    • BTO
    • モバイル
    • 募集
    • イベント
    • 業界動向
    • 価格改定
    • 見出し斜め読み
    • キャンペーン
    • 障害情報
    • BTO
    • オーディオ
    • ガジェット
    • ディスプレイ
    • デスクトップPC
    • ノートPC
    • 入力デバイス
    • 携帯端末
    • その他
  • エルミタ取材班
    • その他
    • イベント 取材
    • コレオシ
    • ボイス
    • 取材ネタ
    • 展示会
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • エルミタージュ秋葉原とは
  • 情報・リリース窓口
  • 広告掲載希望のお客様へ
  • お問い合わせ
  • 制作物一覧
Copyright © 1997-2025 GDM All rights reserved.