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最終更新日 2026年6月29日 19:04

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.777

これで全てが分かる。MSI「MPG SEKIRA 500X」徹底解説

2019.09.23 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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MSI PCケース ゲーミング

MSI「MPG SEKIRA 500X」で実際にPCを組み込んでみる

「MPG SEKIRA 500X」の”魅せる設計”の外観デザイン、さらに収納力が自慢の内部構造をくまなくチェックした後は、実際に構成パーツを組み込んでみよう。

内部容積に余裕がある大型PCケースは、左側面の開口部が広く、パーツの組み込みはし易い。一方で裏配線やバックプレートを使ったCPUクーラーの固定など、マザーボードトレイ背面側と交互に行う作業は、小回りがきかない分作業がしにくくなる。ひとたび隣り合わせのメリットとデメリットを理解しつつ、「MPG SEKIRA 500X」良い点悪い点を突き詰めて行こう。

500x_72_1024x768
MSI「Mystic Light Sync」対応のパーツで光を制御。上手く構成パーツを選定すれば、一体感のあるPCが誰でも構築できる

マザーボードを搭載してみる

まずはマザーボードを搭載してみる。テストにはMSI「MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI」(304x243mm)を用意。見るからにアグレッシブな設計は、第3世代Ryzenで作るハイエンドゲーミングPCのベース基板としての位置付けで、MSI「Mystic Light Sync」対応による魅せるPC構築には最適な1枚だろう。

おさらいすると、マザーボードトレイには、予め合計9本のスタンドオフが装着済み。ここに付属の「Screw M3 5mm」(ミリネジ)で順番に固定していけばいい。再三の指摘通り、左側面の開口部が広いだけあって、基板をあちこちにぶつけながらインストールするといった心配はない。

500x_55_1024x768
ATX規格マザーボードの占有はトレイの約半分程度。ボトムカバー(シュラウド)が内部容積を犠牲にしている様子はまったく感じられない
500x_56_1024x768 500x_57_1024x768
マザーボード上方向のクリアランスは実測で約45mm フロントパネルまでのクリアランスはは実測で約240mm
500x_58_1024x768 「MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI」の場合、M.2 SSD冷却を兼ねた「M.2 Shield Frozr」の一部がネジ穴にはみ出すため、マザーボード固定時には一旦取り外して作業を行った

CPUクーラー有効スペースとCPUクーラーメンテナンスホール

マザーボードを取り付けた後は、CPUクーラーの有効スペースをチェックしておこう。「MPG SEKIRA 500X」の高さ制限は公称で170mmまで。一般的なミドルタワーPCケースの場合、CPUソケット上空は160mm台の空きスペースがほとんどだけに、大型サイドフローCPUクーラーも難なくマウントできるだろう。

500x_61_1024x768 500x_60_1024x768
フィッティング名目で手持ちのCooler Master「Hyper H411R」(高さ136.5mm)をマウント。92mmファンサイドフローはさすがに小さく見える マザーボードトレイ背面から、CPUクーラーメンテナンスホールを実測。開口部は幅約180mm、高さ約140mmと十分だった

電源ユニットを搭載してみる

電源ユニットの搭載テストには、以前詳細検証をお届けしたCooler Master「V750 GOLD」(型番:MPY-7501-AFAAGV-JP)を用意した。135mmファンを搭載する奥行き160mmのフルモジュラー式電源ユニットだ。

取り外しが想定されていないボトムカバー(シュラウド)があるため、インストールは右側面の開口部を利用。ちょうどATX規格の86mm高がぶつからない程度の開口部から挿入する事になる。シャーシへの固定は一般的な手法と同じく、背面からインチネジ留め。モデル特有の注意点もなく、マニュアルいらずで作業は完了できる。

500x_59_1024x768
シャドウベイユニットまでの距離は実測で約50mm。これ以上長い電源ユニットを搭載する場合は、ケーブルの扱いがしにくくなる事を覚えておきたい

ちなみにデフォルト(出荷時)の状態で奥行き160mmの電源ユニットを搭載すると、同一フロアに共存するシャドウベイユニットまでの距離は実測で約50mm。モジュラー式電源ユニットの場合、シャーシに固定した状態でのコネクタの抜き挿しは現実的には難しい。将来的な拡張時にケーブルを接続する場合は、都度電源ユニットを取り外す事になるだろう。これではモジュラー式電源ユニットを選択した意味がない。

特にマニュアルに記載はないが、実はシャドウベイユニットは取り外す事ができる。2台分のストレージが収納できるシャドウベイユニットは左右に2段あり、うち1段を外せば電源ユニットの有効スペースが実測で約350mmまで拡大できる。ストレージ収納力とのトレードオフにはなるものの、その手順をご紹介しておこう。

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本体を逆さまにして、両サイドのプラスチック製台座を取り外す。なおシャーシには3本のインチネジで固定されており、ネジ穴もすぐに見つけることができるはずだ
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黄色い丸で囲んだ部分が、シャドウベイユニットを底面で固定しているミリネジ。背面寄りの1ユニットだけを外す場合は、後ろ寄り4本のネジだけを外す事になる
500x_83_1024x768 底面のネジは台座のみが外れる。さらにシャドウベイユニットを外すには、ボトムカバー(シュラウド)側面にあるユニットの左右2本のミリネジを外せばいい
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背面寄りシャドウベイユニットと台座を外すと、電源ユニット搭載スペースが実測約350mmへ一気に拡大する
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