ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

最終更新日 2025年5月13日 14:45

  • レビュー
  • エルミタ取材班
  • 自作PCパーツ
  • PC・ノート・BTO
  • モバイル
  • 告知・キャンペーン
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • SHOPリスト
  • AMD
  • MSI
  • Thermaltake
  • サイコム
  • CFD
  • ASUS
  • GIGABYTE
  • ツクモ
  • アーク
  • Crucial
  • CORSAIR
  • Fractal Design
  • Cooler Master
  • DeepCool
  • Team
  • ASRock
  • Antec
  • アキバの食
  • 街ネタ
  • コレオシ
  • 中島さん
  • PCケース
  • 新着記事

トップ > レビュー > 撮って出し

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.605

これで全てが分かる。Thermaltake「VIEW 71 TG」徹底解説

2017.10.13 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
PCケース Thermaltake

水冷ユニットを導入してみよう(その1)

組み込み実践の最終セッションでは、水冷ユニットを搭載してみよう。「VIEW 71 TG」は、4面にわたり5mm厚の強化ガラスが装着され、誰の目にもコンセプトは”魅せるPCケース”である事は明らか。そこで「DIY水冷」(本格水冷)導入を試みる人は多いだろう。さらに腕に自信がない人でも、イマドキの簡易水冷(オールインワン型)なら十分にドレスアップを楽しむことができる。ここでは水冷パーツに力を入れるThermaltakeの新作「Floe Riing RGB 360 TT Premium Edition」(型番:CL-W158-PL12SW-A)を用意。搭載テストを試みた。

Floe_360_720x540a Thermaltake「Floe Riing RGB 360 TT Premium Edition」(型番:CL-W158-PL12SW-A)

「VIEW 71 TG」のラジエター搭載スペースは、フロントとトップ、リアとボトムに加え、マザーボードの右横に位置する縦列の計5箇所にもおよぶ。そこで手始めに、360mmサイズラジエターに120mm Riing RGBファン3基を左サイドパネルと正対してマウントできる、”マザーボードトレイ右横”に搭載を試みた。

view71tg_75_1024x768
魅せるPCをより意識するなら、ラジエターは左サイドパネルに正対するマウントポジションがベスト

装着画像のラジエター搭載位置を見て欲しい。まずケージタイプで上下2段構えのシャドウベイユニットは共存できないため、取り外す事になる。またマザーボードトレイ右手部分はカットされており、右サイドパネル側へ排気できる仕組み。ラジエター固定用のネジ穴も装備されている。

ただし搭載テストで使用した「Floe Riing RGB 360 TT Premium Edition」のチューブ長は公称326mm。ウォーターブロックまでの距離が限られているため、トレイのカット部分よりやや左側でのマウントになってしまった。ちなみにこのマウントポジションの場合、グラフィックスカードは実測で約280mmまでに制限される。干渉してしまう場合は、垂直配置で運用すればいい。

view71tg_54_1024x400
「VIEW 71 TG」マニュアル記載の図説には、ラジエター搭載スペース周辺のマージンが詳細に開示されている

水冷ユニットを導入してみよう(その2)

次にトップパネルに360mmサイズラジエターを固定してみよう。マザーボードトレイ右横固定との比較では、チューブの長さが十分であること、さらに水平配置時におけるグラフィックスカードの搭載スペースが最大限利用できる点がメリットとして挙げられる。

トップマウントのオーソドックスなスタイルに物足りなさを感じる人もいるだろう。とは言え、トップパネルにも5mm厚の強化ガラスが装着されている。RGB LEDのイルミネーションギミックは、上部からも十分に楽しむ事ができる。

view71tg_76_1024x768
ラジエターをマウントするトップパネルは、前後各2本のハンドスクリューで固定。「Type B」(Center)の位置で出荷され、メモリやマザーボードへの干渉を回避する場合は画像のように「Type A」(Offset)の位置に移動可能
view71tg_77_1024x768 view71tg_78_1024x768
ちなみにマザーボードトレイとラジエターの距離は「Type A」(Offset)で50mm、「Type B」(Center)で10mm。つまりラジエターは最大で40mm左サイドパネル側に移動できる計算

「Floe Riing RGB 360 TT Premium Edition」の360mmサイズラジエターを「Type A」(Offset)で固定。チューブは背面側のレイアウトで装着を試みた。開口部が広く、内部容積も十分だけに作業はし易く、収まりもいい。空冷一辺倒だった自作派も、少し心が揺らぐだろう。

view71tg_81_1024x768
新旧Thermaltakeのロゴで埋め尽くされた「VIEW 71 TG」のトップエリア。オールインワン型水冷でも十分にクールなPCが完成する

自作が楽しくなるフルタワーPCケース

PCケースの検証は時間と手間が掛かるようになった。組み込みがしにくくなったワケではなく、設計に難があるワケでもない。それは数年前の旧世代に比べ、巧妙な仕掛けや思いもよらないギミックが盛り込まれているからに他ならない。

ありきたりの製品は淘汰され、当節のPCケースはとてもよくできている。しばらく自作PCから離れていた人は、ぜひもう一度チャレンジしてほしい。フロントパネル裏手を占領していたシャドウベイや、リアトップの電源ユニット搭載スペースはもう無い。

view71tg_80_1024x768

組み込みと撮影、そしてライティングの繰り返しで想定以上に時間を要した「VIEW 71 TG」検証だが、終わってみれば実に楽しかった。角度を少し変えるだけでも重労働なのは、5mm厚の重厚な強化ガラスがふんだんに使われているためで、幾度となく筆者の腰は悲鳴をあげた。しかし18.9kgの重量を支えるとあって、剛性は高く、市場想定売価税抜15,980円とはとても思えない。個体差なのか、トップパネルの着脱にやや難アリだったが、総じて完成度は高い。

“さぁ好きにドレスアップしてください”と訴えかける「VIEW 71 TG」。自作が楽しくなるフルタワーPCケースで、大いに腕を振るってみようじゃないか。

協力:Thermaltake Technology
株式会社アスク

  • << 前のページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 次のページ >>
  • 前の記事
  • 記事一覧
  • 次の記事

RELATED ARTICLE 関連記事

  • # 長尾製作所、「3wayオープンフレーム スタック式」にAmazon限定のホワイト…
  • # (アキバ入荷情報) ATX 3.1/PCIe 5.1PLATINUM認証電源、T…
  • # (アキバ入荷情報) Lian Li、木製フレームを採用する高エアフローミドルタワ…
  • # 左・右・中央レイアウトが可能な対称デザインのPCケース、COUGAR「OmnyX…
  • # 計8段のホットスワップベイを搭載するNAS向けPCケースがSilverStone…
  • # 160Hz/1ms対応の27型4Kゲーミング液晶ディスプレイ、Thermalta…

CLOSE UP

  • 2025年5月13日
    室外機デザインのスマホ用クーラーなど、ペルチェ式モバイルクーラー3製品がエアリアから
  • 2025年5月13日
    卓上扇風機としても使える冷却ファンが付属する折りたたみ式ノートPCスタンド
  • 2025年5月13日
    長尾製作所、「3wayオープンフレーム スタック式」にAmazon限定のホワイトモデル追加
  • 2025年5月13日
    Core i3-1125G4を搭載する8型2in1 PC「GPD Pocket3 Pro 国内正規版」発売
  • 2025年5月13日
    MSI、モバイルゲーミングPC「Claw 8 AI+」に2TB SSD搭載のホワイトモデル「Polar Tempest Edition」追加
WHAT'S NEWを見る

CLOSE UP

  • 2025年5月13日
    【コレオシ】大人気なUSB充電式の電動精密ドライバー、1本持っておくならコレにしましょう
  • 2025年5月9日
    影が薄いアッパーミドル、GIGABYTE「Radeon RX 9070 GAMING OC 16G」はどこまで使える?
  • 2025年5月4日
    検証でわかったMSI「GAMING PLUS」シリーズが人気の理由
  • 2025年5月2日
    全高67mmのロープロCPUクーラー、ID-COOLING「IS-67-XT BLACK」は冷える?冷えない?
  • 2025年4月30日
    質実剛健を地で行く格安のオールブラックAIO水冷、玄人志向「KURO-AIOWC360/V2」検証

LANGUAGE

RANKING

  • 1

    秋葉原PCパーツ系STAFFに聞きました。「リフレッシュレートはいくつですか?」

  • 2

    日本AMD、Ryzen 7 5700Xなど新CPU計5モデルの国内発売日と市場想定売価をアナウンス

  • 3

    最高5.50GHz駆動の”SPECIAL EDITION”、Intel「Core i9-12900KS」の実力検証

  • 4

    パソコン工房「超 新生活スタートセール」が本日よりスタート

  • 5

    RAPID IPSと37.5型曲面の豪華仕様ゲーミング液晶、MSI「Optix MEG381CQR Plus」を試す

BACK NUMBER

  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月
  • 2009年3月
totop

hermitage akihabara

https://www.gdm.or.jp

  • twitter
  • facebook
  • RSS
GdM
  • レビュー
    • インタビュー
    • 一点突破
    • 使ってみた
    • 撮って出し
    • 特別企画
  • ニュース
    • リリース 国内
    • リリース 海外
    • BTO
    • モバイル
    • 募集
    • イベント
    • 業界動向
    • 価格改定
    • 見出し斜め読み
    • キャンペーン
    • 障害情報
    • BTO
    • オーディオ
    • ガジェット
    • ディスプレイ
    • デスクトップPC
    • ノートPC
    • 入力デバイス
    • 携帯端末
    • その他
  • エルミタ取材班
    • その他
    • イベント 取材
    • コレオシ
    • ボイス
    • 取材ネタ
    • 展示会
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • エルミタージュ秋葉原とは
  • 情報・リリース窓口
  • 広告掲載希望のお客様へ
  • お問い合わせ
  • 制作物一覧
Copyright © 1997-2025 GDM All rights reserved.