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最終更新日 2023年5月28日 19:04

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エルミタ的一点突破 Vol.32

Noctua「NH-D15」検証

2014.05.10 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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合計45枚構成のアルミニウム製放熱フィン

ここからはさらに細かく、「NH-D15」を見ていこう。ニッケルコーティングが施された放熱フィンは、合計45枚で構成され、これをデュアルタワー式に組み上げている。また従来モデルで「NH-D15」のベースモデルとされる「NH-D14」と比較すると、放熱フィン末端のカットをノコギリ状からストレートカット(一部はノコギリ状)に変更。さらに下部に注目すると、放熱フィンが大きく切り取られている事が分かる。実はこれこそが「NH-D15」最大の特徴とされている。
 ヒートシンクの下部を都合7枚分カットすることで、隣接するメモリスロットとの物理的干渉を回避。左右ヒートシンクにサンドイッチされるシングルファンモード運用時では、ヒートスプレッダ付きハイエンド系メモリの使用が可能になるというワケだ。

シングルファンモード運用で、背の高いヒートスプレッダ付メモリの使用ができるとしている
カットされているのは、高さ約20mm(放熱フィン7枚分)×幅140mm。これぞ「NH-D15」のキモとなる部分のひとつ

6本構成のφ6mmヒートパイプ

φ6mmの銅製ヒートパイプは計6本構成。ニッケルメッキで腐食コーティングされ、受熱ベース部に6本がキレイに並べられている。ここから伸びたヒートパイプは、それぞれ左右のヒートシンクに分かれ、放熱フィンに対し一直線に貫通。ヒートシンク全体に熱を拡散させる役割を果たしている。

ニッケルコーティングされたφ6mmヒートパイプ。Noctuaらしく、仕上がりは実に美しい。左右のヒートシンクには均等一直線に整列・貫通し、広い放熱面積すみずみに熱を拡散させている

銅製受熱ベース

鏡面仕上げの受熱ベースは、熱伝導率の優れた銅が使用されている。NoctuaブランドのCPUクーラーらしく、受熱ベース部には特別な細工は無く、実測厚さ約12mmのシンプルな設計が特徴だ。

実測で厚さ約12mmの薄型受熱ベースに特別な細工はない。なお両サイドのバネネジはデフォルト状態で装着されている
受熱ベースの寸法を計測すると、実測約40mmの正方形だった

デュアル構成の標準搭載ファン「NF-A15 PWM」

冷却ファンは、Noctuaブランドの「NF-A15 PWM」がチョイスされている。ラウンド形状に見えるこのモデルは、フレームの上下がカットされ、左右は角のある出っ張りを設けた140×150mmの異型ファンだ。オマケにネジ穴は120mm口径ファンと同一ピッチで、汎用性が高められている。なお2基標準で付属する「NF-A15 PWM」は、ワイヤークリップによりヒートシンクに固定。着脱は容易だ。

デュアルファン仕様の標準搭載ファンは「NF-A15 PWM」。ラベルには回転数1,500rpmをはじめ、DC12V、1.56W、0.13Aの記載が確認できる
Noctuaコーポレートカラーのブラウン色インペラは、合計7枚。表面積の広い羽デザインにほどよい角度。いかにも大風量を生み出すスタイル
冷却ファンの固定はワイヤークリップ式を採用。25mm分に設計されているため、リブ無しフレームの汎用ファンでも搭載する事ができる
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Noctua「NH-D15」付属品総点検
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