2026.09.30 08:24 更新
2026.09.29 配信
Raspberry Pi Ltd(本社:英国・ケンブリッジ)は2026年9月29日(現地時間)、Intel Smart Display Module規格に対応するアダプターボード「Raspberry Pi Smart Display Module」の販売を開始した。価格は30ドルで、Raspberry Pi Compute Module 5は別売。
Sharp Display Solutions Europeとの共同開発により、2026年1月に発表された製品。Intel Smart Display Module規格に準拠するディスプレイやプロジェクターへ、Raspberry Pi Compute Module 5を内蔵するためのアダプターボードで、外付けのメディアプレーヤーや映像ケーブル、電源アダプターを使用せずにシステムを構築できるというもの。
対応ディスプレイの専用スロットへ装着すると、電源、映像、音声、データおよび制御信号を内部で接続。4K動画の再生に対応し、Raspberry Pi 5やCompute Module 5に対応する既存のコンテンツ管理システムを利用できる。
また、2系統目の独立した映像を出力できるHDMIを備えるほか、M.2拡張スロットを搭載。高速ストレージに加え、Hailo製プロセッサをはじめとする対応AIアクセラレーターが増設可能で、ディスプレイ内部で映像解析などのエッジAI処理を実行できる。
冷却ファンを搭載しない静音設計で、24時間365日の連続稼働を想定。空港などの運航情報表示、店舗や企業のデジタルサイネージ、経路案内、展示施設の映像演出などに向く。
文: 編集部 松枝 清顕
Raspberry Pi Ltd: https://gelidsolutions.com/

