2026.09.30 07:33 更新
2026.09.29 配信
AAEON Technology Inc.(本社:台湾)は2026年9月29日(現地時間)、Frore Systemsの固体式アクティブ冷却技術「AirJet」を採用するエッジAI向けミニPC「UP Xtreme PTL Edge Air」を発表した。価格および発売時期は明らかにされていない。
Intel Core Ultraシリーズ3(Panther Lake)を搭載する「UP Xtreme PTL Edge」の派生モデル。一般的な冷却ファンに代えて、超音波帯域で薄膜を振動させ、筐体内部に高速の脈動気流を発生させるFrore Systemsの「AirJet」を採用。機械的な回転部品を使わずに能動的な放熱を行えるため、ファンによる振動や騒音、粉塵の吸い込みを抑えられる。
動作音は21dBA未満で、従来のファン搭載モデルと比較して35%薄型、43%軽量に仕上げた。ロボットや自律走行搬送ロボット、薄型キオスク、移動型医療機器など、設置スペースや振動に制約のある用途を想定する。
CPUはCore Ultra 5 325、Core Ultra 7 356H、Core Ultra X7 358Hをラインナップ。Core Ultra X7 358H搭載時はXe3アーキテクチャのIntel Arc B390 GPUとIntel NPU 5.0を利用でき、CPU、GPU、NPUを合わせて最大180TOPSのAI演算性能を発揮する。
メモリスロットはDDR5 SO-DIMM ×2基で、DDR5-7200を最大128GBまで搭載可能。ストレージインターフェイスはPCI Express 4.0(x4)対応M.2 2280 ×1基と、PCI Express 5.0(x4)対応M.2 2280 ×1基を備える。また無線通信モジュール用にM.2 2230 E-Key ×1基を装備する。
インターフェイスはUSB4 Type-C ×2、USB 3.2 Gen 2 Type-A ×2、2.5ギガビットLAN ×2、HDMI 2.1 ×2、音声入出力 ×1、RS-232/422/485対応COMポート ×2、40ピンGPIO ×1。USB Type-CからDisplayPort 2.1出力を2系統利用でき、HDMIと合わせて最大4画面への同時出力に対応する。
電源入力はDC 19~36Vで、標準消費電力は100W。対応OSはWindows 11 IoT EnterpriseおよびUbuntu 24.04 LTS。本体サイズは幅236mm、奥行き129mm、高さ35.8mm、重量は約710g。動作温度は-10~45℃とされる。
文: 編集部 松枝 清顕
AAEON Technology Inc.: https://www.aaeon.com/

