2026.08.29 09:06 更新
2026.08.29 配信
Samsung Display(本社:韓国 京畿道龍仁市)は2026年8月27日(現地時間)、ドイツ・ケルンで開催中の「gamescom 2026」において、FPSおよびeスポーツ向けとなる24.5型FHD QD-OLEDパネルを2026年末までに量産開始すると発表した。
同社によると、gamescom 2026では複数のグローバルPCメーカーが、この24.5型QD-OLEDパネルを採用する新製品の投入計画を明らかにしており、今後の需要拡大を見込んで供給を開始する。
今回量産を開始するのは、24.5型、フルHD解像度のQD-OLEDパネル。24.5型は画面全体を素早く把握しやすく、瞬間的な判断や正確な操作が求められるFPSやeスポーツで広く使用されているサイズで、Samsung Displayでは競技志向のゲーミングモニター市場における重要なセグメントと位置付けている。
QD-OLEDは自発光方式による深い黒の表現に加え、量子ドットによる高い色純度と広色域を特徴とし、応答速度は約0.03ms。高速な画面変化が発生するゲームでも鮮明な映像表示が可能としている。
gamescom 2026ではCAPCOM、KRAFTON、CD PROJEKT REDと共同マーケティングを展開。各社のブースにはQD-OLED搭載ゲーミングモニターが設置され、会場全体で約180台のQD-OLED製品を使用してゲームを体験できる環境を用意した。
また市場調査会社Omdiaのデータとして、Samsung Displayの2025年におけるモニター向けQD-OLEDパネル出荷数は約250万枚で、自発光型モニターパネル市場におけるシェアは約75%に達したという。今回24.5型を追加することでラインナップをさらに拡充し、プレミアムゲーミング市場での事業拡大を図る。
なお現時点では、24.5型FHD QD-OLEDパネルのリフレッシュレートや輝度、具体的な採用メーカーおよび搭載製品については明らかにされていない。
文: 編集部 松枝 清顕
Samsung Display: https://www.samsungdisplay.com/

