MSI製パーツで組んだハイエンドゲーミングPCの実力を検証
実際に組み立てて感じたのは、同一メーカーで主要パーツを揃えるメリットの大きさだ。PCケースとオールインワン型水冷ユニットの組み合わせはもちろん、グラフィックスカードや電源ユニットまで、ホワイトで統一されたデザインは、ガラスサイドパネル越しでも統一感がある。
加えて、MAGシリーズ同士で組み合わせたこともあり、組み立て時に違和感は少なく、配線もスムーズに進められた。
まずはベースマシンの実力を確認するため、CPUやGPUのベンチマークに加え、ゲームベンチマークやストレステストを実施した。
ゲーム性能だけでなく、冷却性能や動作の安定性も含めて検証した結果、各テストとも安定した結果を示し、現行のハイエンドゲーミングPCにふさわしい性能を確認できた。以降は各ベンチマークの結果を詳しく見ていこう。
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「Ryzen 7 9800X3D」のスペックを確認。コア数が8コア/16スレッド、ベースクロックは4.7GHz、ブーストクロックは5.2GHz。キャッシュ容量はL1が640KB、L2が8MB、L3が96MBで、TDPは120W
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グラフィックスカードはGeForce RTX 5070 Tiを搭載。公称のブーストクロックは2,497MHzなところ、フルロード時は最大2,895MHzまでクロックが上昇していた
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ストレージはPCI Express 5.0(x4)に対応するNextorageの2TB「NN5HE-2TBAN」を搭載。リード10,000MB/sオーバーの高速転送に対応する
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ベンチマークテスト:CINEBENCH
まずはCPU性能を確認するため、「CINEBENCH R15」「R20」「R23」「Cinebench 2024」「Cinebench 2026」の5種類でベンチマークを実施した。
360mmラジエーター採用の「MAG CORELIQUID A13 360 WHITE」との組み合わせでも安定して動作し、高いスコアを記録した。マルチコアの結果はもちろん、ゲームプレイにも影響があるシングルコア性能も高い結果となった。Zen 5アーキテクチャや第2世代3D V-Cacheの特徴もあり、ゲーム向けCPUとして総合的に優れた性能が期待できる。
単にゲーム向けというだけでなく、高いシングルスレッド性能を生かした一般的なPC操作や、軽めの写真・動画編集なども快適にこなせるポテンシャルを備えている。一方で、3Dレンダリングや動画エンコードなど長時間にわたりマルチコア性能を酷使する用途では、上位のRyzen 9シリーズに一歩譲る場面もありそうだ。とはいえ、ゲーム性能を重視しつつ、日常用途や軽めのクリエイティブ用途もこなしたいユーザーに適したCPUと言えそうだ。