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最終更新日 2026年6月27日 21:43

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1506

堅牢設計にお役立ち機能満載!初挑戦とは思えぬ完成度の最新電源、ASRock「TC-1650T」検証

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2025.02.13 更新

文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕

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ASRock 電源ユニット
ASRock Incorporation(本社:台湾)から電源ユニットが初登場、はたしてその出来栄えとは?先行で販売された「Steel Legend」シリーズが好調に売れた後を追い、満を持して投入されるフラッグシップシリーズの最上位モデル「TC-1650T」が今回の主役だ。ASRockらしさを感じる独自機能をいくつも備えるという期待のニューカマー、その信頼性とともに隅々検証を進めていこう。
TC-1650T
ASRock「TC-1650T」 市場想定売価税込85,800円(2025年2月14日発売)
製品情報(ASRock)

ASRockが初めて手がける電源ユニット、その最上位モデル「TC-1650T」

昨年11月にグローバルリリースが打たれた際は、驚いた人も多かったのではないだろうか。マザーボードに加えてRadeonグラフィックスカードを手がけるASRockが、なんと電源ユニット市場に参入。それも小手調べというレベルではなく、4つのシリーズにまたがる合計19モデルを一挙投入することが発表された。

【関連記事】ASRockから初の電源ユニット。4シリーズ計19モデルを一挙投入(2024.11.18 19:08 更新)

【関連記事】(イベント取材) 国内初披露の電源ユニットが主役「ASRockファンミーテイング2024 Winter」レポート(2024.12.10 08:30 更新)

「マザーボードメーカーという観点から見た最高の電源とは何か?の答えを用意した」とは、国内初披露となった年末イベントにおけるメーカー担当者の談。ATX 3.1およびPCI Express 5.1の最新規格に準拠するほか、信頼性を高める様々な機能がマシマシに搭載された注目の製品が揃う。

ASRockアキバイベント2024_12
ASRock初の電源ユニット製品。昨年12月には、秋葉原におけるイベントにて国内向けに初披露された

マザーボードやグラフィックスカードと同じシリーズ分けが導入されており、製品の立ち位置が把握しやすい点も特徴。80PLUS TITANIUM認証を取得したフラッグシップの「Taichi」シリーズを筆頭に、80PLUS GOLD認証のゲーマー向け「Phantom Gaming」シリーズと高耐久な「Steel Legend」シリーズ、コストパフォーマンスに優れた「Challenger」シリーズがラインナップされている。

その中から今回主役として取り上げるのは、最上位「Taichi」シリーズの1650Wモデル「TC-1650T」だ。

TC-1650T
他カテゴリと同様に、フラッグシップに位置付けられる「Taichi」シリーズ。今回の主役である1650Wモデル「TC-1650T」のほか、1300Wモデル「TC-1300T」もラインナップされている

80PLUS TITANIUM認証に加えて、さらに厳格なCybenetics TITANIUM認証を取得した電源ユニットで、前述の通り最新のATX 3.1およびPCI Express 5.1規格に準拠。235%のトータルパワーエクスカーション(GPUは300%)に対応するマージンを備えている。

そして大容量モデルらしく、1本で600Wを給電できる12V-2×6コネクタを2系統標準装備。しかも12V-2×6コネクタケーブルは、105℃耐熱仕様かつ16AWG UL4411(またはUL3266)規格品の電線を使用した高耐久仕様だ。コネクタには「デュアルカラーデザイン」が採用され、“甘挿し”がひと目で判別できる。

さらにケーブルに温度センサーを追加した「ケーブル過熱保護」により異常発熱を検知。95℃前後まで発熱すると電力供給を強制カットして発火を防ぐ仕組みになっている。

ASRockアキバイベント2024_12
安全性を徹底追求した12V-2×6ケーブル。耐熱仕様で高耐久なケーブル素材を使用しているほか、デュアルカラー採用や温度センサーによる過熱保護といった独自要素が多数盛り込まれている

電源ユニット内部の基本構造も信頼性を重視し、日本メーカー製コンデンサを100%採用するなど高品質部材で構成。MOSFETやブリッジダイオードには、Infineon製CoolMOSやSiC SBD(SiCショットキーバリアダイオード)を採用、総電荷量を抑えることで低損失かつ高速なスイッチング動作を可能にしている。

また、RGBライティングデバイスやキャプチャ関連デバイス、Thunderboltデバイスといった5Vを使用する機器のための「+5Vブーストモード」も搭載。+5V電圧を昇圧することで安定した電力を供給、最適なパフォーマンスを維持できるという独自の機能だ。

ASRockアキバイベント2024_12
日本メーカー製コンデンサや高効率なMOSFET・ダイオードを使用するなど、内部設計にもこだわりが光る
ASRockアキバイベント2024_12
5V機器への安定した電力供給を支える「+5Vブーストモード」のような、マザーボードメーカーらしさを感じる機能も備えている

そのほか冷却機構として、ASRockグラフィックスカードと同じStriped Axial Fanブレードを採用した、135mm径のFDBファンを搭載。Cybenetics LAMBDA静音認証で平均騒音20dBA以下の「A+」を取得した、極めて静粛な動作を特徴とする。また、システム負荷が40%以下で回転を停止するセミファンレス機能の「iCOOL Mode」に対応。背面のON/OFFスイッチで動作を切り替え、常時回転を選択することも可能だ。

なお、過電圧保護(OVP)/低電圧保護(UVP)/電流保護(OCP)/過負荷保護(OPP)/短絡保護(SCP)/過熱保護(OTP)の各種保護回路を搭載。MTBFは100,000時間とされ、メーカーサポートは10年間の長期保証が提供される。

TC-1650T
TC-1650T 電源ユニット本体と多数のケーブルが余裕をもって収められている、ブラックを基調としたパッケージ。裏面には基本仕様やケーブル構成、注目機能がまとめられている
TC-1650T
TC-1650T
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シリーズの象徴である”ギア”をあしらった外観デザイン
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