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最終更新日 2026年6月12日 14:53

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1307

これで全てが分かる。Fractal Design「Ridge PCIe 4.0」徹底解説

2023.07.04 更新

文:撮影・編集部 松枝 清顕

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Fractal Design PCケース

SFX-L規格の電源ユニットを搭載する

電源ユニットはSFX-LまたはSFX規格に対応。ここではFractal Design「Ion SFX-L 650W Gold」を用意した。80PLUS GOLD認証のSFX-L規格650W電源ユニットで、外形寸法は幅125mm、奥行き125mm、高さ63.5mm。同一メーカーだけにRidge PCIe 4.0にはピッタリだが、構成がハイエンド志向の場合は容量に注意が必要。今回もあくまで搭載テストがメインである事をお断りしておく。

Fractal Design Ridge PCIe 4.0 Fractal Design Ridge PCIe 4.0
Power Supplyブラケットは前後各2本のネジでシャーシに固定。一旦これを外した状態で、電源ユニットのネジ留めを行う

電源ユニットを固定するPower Supplyブラケットは、シャーシの左右両面各2本でネジ留めされている。まずはこれを外し、Ion SFX-L 650W Goldを付属のインチネジ4本で固定。この状態で元に戻せば装着は完了する。ただしRidge PCIe 4.0のルールとしては、固定前にATX24pinコネクタケーブルをマザーボードへ接続する事が推奨されている。マザーボードと電源ユニット間に位置するATX24pinコネクタが狭くなるためで、ここは指示通りに作業を進めた方が無難。ちなみに電源ユニットと背面トレイまでの隙間は13.8mm。この数値が公称であることから”このスペースも有効利用すべし”というメッセージだろう。

Fractal Design Ridge PCIe 4.0
ATX24pinコネクタケーブルを接続した後、Power Supplyブラケットに固定したIon SFX-L 650W Goldを所定の位置に戻す。搭載スペースは右側下部のフロントパネル真裏

なおIon SFX-L 650W Goldを載せたPower Supplyブラケットを固定する際に、内部中継ケーブルを電源ユニット側3pinインレットに接続。さらに電源ユニットのメインスイッチをONにしておく必要がある。ここもRidge PCIe 4.0のルールに従おう。

Fractal Design Ridge PCIe 4.0 こちらの面はボトムパネルで閉じられてしまうため、メインスイッチにアクセスできるのは組み込み作業時のみ。中継ケーブルの接続も忘れずに行う必要がある作業のひとつだ
Fractal Design Ridge PCIe 4.0
Ion SFX-L 650W Goldのフルモジュラー式コネクタは上面に向く格好での搭載。GPUブラケットを外せば、コネクタの抜き挿しはしやすい。なおこの段階で、ケーブル類の接続も済ませておきたい

グラフィックスカードを搭載してみる

次もマニュアルの手順通り、グラフィックスカードを搭載する。検証に用意したのは以前検証を行った、NVIDIA GeForce RTX 4070 Founders Edition。おさらいすると、グラフィックスカード有効スペースは、フロントパネル真裏上段に2.5インチSSDを搭載しない事が条件で最大335mm。GeForce RTX 4070 F/Eの長さは約243mmだから、2.5インチSSDも問題なく搭載できる。

Fractal Design Ridge PCIe 4.0

【関連記事】[エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1275]従来比最大2倍のゲーム性能をより省電力で実現。NVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 4070」(2023.04.12 更新)

GeForce 4000番台にあって小型筐体で使用できる点では、選択肢に入れるユーザーもいるだろう。ただし12VHPWRコネクタを使用するため、電源ユニットの選択もセットで考える必要がある。

さて搭載手順は、一旦取り外したGPUブラケットを元に戻しつつ、ライザーカードをマザーボードのバスインターフェイスにセット。GPUブラケットの上面にある垂直設置用バスインターフェイスに付属のPCIe Riser Cardを挿す。これで準備は完了し、拡張スロットを2本取り外し、あとは通常通りの手順にて固定すればいい。

Fractal Design Ridge PCIe 4.0 Fractal Design Ridge PCIe 4.0
GPUブラケットにPCIe Riser Cardを挿す手順を忘れると、そもそもグラフィックスカードの基板がスロットに届かない

カード長が有効スペースの最大値を軽く下回るため、搭載後のクリアランスは良好。2.5インチSSD非搭載の状態で約92mmの空きスペースが確保できている。この手のPCケースでは、どうにかスペースを使い切ろうというマインドが働くが、構成パーツの選定でいかに内部エアフロー効率を上げるかも十分に考慮したい。

Fractal Design Ridge PCIe 4.0
なおトップブラケットも取り外しができるため、補助電源コネクタの接続はグラフィックスカード搭載後でも問題ない

その他、グラフィックスカードの周辺クリアランスを確認すると、幅112mmのGeForce RTX 4070 Founders Editionを搭載した場合、トップブラケットの天井までは約40mmのスペースが確保できている。ただしマニュアル(P43)によれば、グラフィックスカードの幅は最大141mmまで。今回の搭載テスト結果とはやや開きがあるのは、単に計測基準の相違かもしれない。

Fractal Design Ridge PCIe 4.0

また、グラフィックスカードの厚さについては公称値最大82mmに対し、GeForce RTX 4070 Founders Editionは40mm。2スロット占有デザインだけに、標準装備の140mmファン(Aspect 14 PWM)とも共存ができている。

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