エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1269
2023.03.25 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
「RM1200x Shift」を内外までチェックしたところで、ここからはシステムに組み込んでの実動テストを進めていこう。今回の検証にあたり、CPUにはTDP170Wの16コア32スレッドCPUであるRyzen 9 7950X、グラフィックスカードはオーバークロック仕様のGeForce RTX 4080搭載モデル「ASUS TUF Gaming GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X OC Edition」、マザーボードにAMD X670Eを搭載したASRock「X670E Taichi Carrara」、メモリはAMD EXPO対応のCORSAIR「CMT32GX5M2B6000Z30」を用意。AMDベースのウルトラハイエンドマシンを構築し、検証を進めていく。
16コア32スレッドかつTDP170WのRyzen 9 7950Xを搭載。メモリはAMD EXPOに対応した6,000MHz動作の32GBが認識されている |
3.65スロット占有の巨大な3連ファンクーラーを備えた「ASUS TUF Gaming GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X OC Edition」。オーバークロック仕様のGeForce RTX 4080グラフィックスカードだ |
フルロード時には公称値の2,595MHzを上回り、最大2,880MHzまでクロックが上昇していた |
Power Limitは定格の110%にあたる最大352Wに引き上げられている |
マザーボードはASRockのAMD X670E搭載モデル「X670E Taichi Carrara」。24+2+1フェーズの大規模電源や大理石調の装飾が施されたフラッグシップモデルだ |
システムの主要な動作に用いられる12Vの変動を計測し、電源ユニットの挙動を確かめていく。計測には三和電気計器製のUSBデジタルマルチメータ「PC20」を使用した |
USB経由のデータは専用の取り込みソフト「PC Link 7」を使用し、データログを取得している |