MSI「Aegis Ti5 13NUG-257JP」　市場想定売価税込657,800円前後（2023年2月23日発売） 製品情報（MSI）

近未来的なデザインはそのままに、中身を刷新した「Aegis Ti5 13NUG-257JP」

近未来的な斬新なデザインと、円形のOLEDを備え直感的な操作ができる「ゲーミングノブ」が印象的なMSIのゲーミングPC「Aegis Ti5」に、最新パーツを採用したハイエンドモデル「Aegis Ti5 13NUG-257JP」が登場した。

CPUには、先代フラッグシップCore i9-12900Kを超えるパフォーマンスを発揮するIntel Core i7-13700KFを、グラフィックスカードには第3世代のRTコアや、最新超解像技術「DLSS 3」に対応する「Ada Lovelace」アーキテクチャを採用するハイエンドNVIDIA GeForce RTX 4080を組み合わせることで、最新のAAAゲームでも4K解像度で快適にプレイできるという。

本体前面にはOLED付きのゲーミングノブを搭載し、直感的な操作でシステム情報の確認やプロファイルの切り替えが可能。また「MSI Center」を使えば項目のカスタマイズや、ショートカットの登録もできる

またオリジナルの水冷ユニットや、高性能なVGAクーラーに加え、CPU、グラフィックスカード、電源ユニットをそれぞれ独立したブロックに配置して相互の熱干渉を防ぐ「Silent Storm Cooling 4」と呼ばれる冷却システムを採用。これにより、発熱の多いハイエンドパーツを効率よく冷却し、長時間安定したパフォーマンスが発揮できるよう設計されている。

「Silent Storm Cooling 4」と呼ばれる冷却システムにより各パーツを効率よく冷やすことができる

主なスペックはチップセットがIntel Z790、メモリはDDR5 32GB（16GB×2/最大128GB）、ストレージは1TB NVMe SSDで、増設用としてNVMe M.2専用スロット×1、NVMe/SATA M.2スロット×1、2.5インチベイ×2、3.5インチベイ×1を搭載。ネットワークはIntel I226-Vによる2.5ギガビットLAN、Intel I219-VによるギガビットLAN、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、電源ユニットは80PLUS GOLD認証の850Wを採用する。

なお「Aegis Ti5 13NUG-257JP」のバリエーションモデルとして、グラフィックスカードをNVIDIA GeForce RTX 4070 Tiに変更した「Aegis Ti5 13NUG-266JP」の発売も2023年3月23日より開始されている。

パッケージサイズは幅357mm、奥行き686mm、高さ673mm、総重量は約22kg。購入の際はハンドキャリーではなく、素直に発送してもらうほうがいいだろう

本体は傷がつかないよう、肉厚の衝撃吸収材に加えて、大型の巾着で保護されていた

本体サイズは幅239.9mm、奥行き551.3mm、高さ511.6mm、重量は約15.15kgで、ミドルタワーPCとしては大柄な部類。ただし、直方体の一般的なPCケースと違い、曲面を多用したデザインのため、実際に設置したところ公称サイズほど圧迫感を感じることはなかった。